yuirie8924さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

yuirie8924

yuirie8924

映画(318)
ドラマ(0)
アニメ(0)

孤独な場所で(1950年製作の映画)

3.6

ボギー!たまに笑うときのひきつり笑いが好き。視点ショットがおもろ。マッドマン、いやよねと思いながら、感情移入しながら見ました。

玩具の国(1934年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ローレルとハーディを見たくて!徹底的に作りこんだおもちゃの国と、ヒロインのガチの悲鳴がよかった。人狼前までのたわいのない笑いの感じが好きかなあ。

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.8

癖になる世界観。きらいじゃない。耽美的っていうの?アーティスティックな美しさ。

バファロー大隊(1960年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

読めないストーリー。上質なサスペンス。裏の裏の裏をかかれているような感覚。後期のフォードは予想を超えてくる。メリーおおいて機関車が発車したあとの砂埃!ラストの艦隊の笑顔がいい。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.3

ほんま、面白すぎて震える!
志村が走る!三船の尻!
みんな、がちで戦っておる!

軍使(1937年製作の映画)

3.9

テンプルちゃんかわいい。コメディと戦争の悲惨さとホタルノヒカリと唯一無二のショット

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.6

超感動作!!

演出はどうであれ、この事実を知れたことがよかった。

松坂桃李いい役者さん

北川景子、きれい過ぎて
表情が入ると、人間味がでて
抑揚になっててよかった。

ありがとうございました。

トーチソング・トリロジー(1988年製作の映画)

4.0

素晴らしい!
演出も凝ってて見やすいし、(編集が絶妙!)、細かい人物描写、人物の性格描くのも上手だし(兎コレクターとか可愛すぎ!)、演者が素晴らしいし、色使いがポップでかわいくて、めちゃ好み!空間の使
>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

骨太映画。
シュルツマン?を軸に戦争の不幸がアソートされてるようで、、とにかく辛い気持ちになる。戦争の悲惨さはもちろん、音楽の素晴らしさを感じたり、きれいなショットや美しい画面も見れた。
「生きるも死
>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

イーストウッ父さんのキレキレ期の作品!人物の背景を短いシーンで伝えるのすごい。人間描写や脚本がうまい。挿入風景ショットいい。最後の集約されたパレード!

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.0

ショットとか言ってられん衝撃の連続で、脚本がとても上手く、かなりドラマチックにしてるのだろうけど、事実の描写は細かく、映像で見ると、恐れ入ることばかりでした。
学校で指定してみせるべきと思いました。

東京物語(1953年製作の映画)

4.2

マスターピース!
しみいる、、

人間の心の美しさ

次元を超えた構図

笠智衆のためいき

戦後の東京

夫婦像

すばらしい!!!

悲情城市(1989年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

食べるシーンがいっぱい。生きてくことへの意地を感じた!
撮り方がこってるわけじゃないけど、音楽と自然の風景と淡々とした描写で、引き込まれて、とても悲しい気持ちになった。全てぶちまけないのが日本の美徳に
>>続きを読む

青春群像(1953年製作の映画)

3.7

クズクズクズクズ男とその友達のお話。適当に惚ける男達は見てて愉快だけど、収束してく筋がないから、興味が持てない部分も。さり気ない感じのユーモアがクスクスできる感じでいい。戦後からカラーぐらいまで?のイ>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

なんか見終わってすごい切ない気分。
スピルバーグは撮り方めちゃくちゃ上手いけど、全てを統制してて、意外性がないのと、ドラマ映画となると、余韻を残さず全てを見せすぎなように感じる。フォードみたいなひとつ
>>続きを読む

浪華悲歌(1936年製作の映画)

3.7

細かいカット割りであったり、茶の間の3者の写し方とか、奥行を使った演出とか、面白い!
若々しい勢いがある感じがして、1936年の映画だって、演出は完成されててすごー!
昔の日本映画に感じられる、自己犠
>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

流石、巨匠黒澤先生の名作!
細かいカット割り、編集、構図、音楽、脚本、と言い出したら、随所に工夫?味付け?が光ってて、映画見てるー!って感じた。強弱うまー。演出の鬼!
死を受け入れたからこそできる生き
>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.9

油田の爆破のシーンすごすぎる!
Dルイスの往復で時間と距離を現しながら、黒い雨とまっすぐ伸びる炎や人の影など陰影がすばらしい!
金、新人、孤独、野望、人生のキーワードが散りばめられた重厚な映画。
咀嚼
>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.1

面白すぎてたまらない!
画面からあふれる情報量と完璧なセンス!妥協を許さない、美術を含む画作り!撮り方、表現方法にはずれがない!
第1章の匿い部屋のシーン、完璧すぎる。テンポのいいショットの連鎖から、
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ターの栄華と凋落。最初長回しで淡々と撮る感じだったけど、クレア(リスクと例えられた人)の死後、サスペンス感がまし、前半の話が集約されていき、どんどん面白くなり、演者が素晴らしく、モンタージュ表現が上手>>続きを読む

死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

3.8

言わずとしれたラングの傑作、名作、名高い作品。
俳優たちの熱が入り、パパが娘へ暗記させるシーンはたまらない。
シーンごとに素晴らしく印象に残るものは多かったが、ラングの予想の付かないカットや展開はなく
>>続きを読む

怪人マブゼ博士/マブゼ博士の遺言(1932年製作の映画)

4.2

やはりラングはすごい素晴らしい
シンボリックな画、言葉でなく画で表現したり、光の使い方が細部にまで凝っていてたまらない。
鏡の反転のシーンや、全てが正解としか言えないショットの連鎖、目で面白いだけでな
>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

主役2人の肉体!!どっちも当たり役でりゅうたの笑顔かわいい。
表情撮る撮らないとか見せ方も凝ってたし見送りのシーン反復するので、関係性の経過、描いてるのも上手。
手持ちの追う撮り方が単調で、映像として
>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

3.9

カサヴェデスは細かい演出で心の機微を描くのがめちゃくちゃうまい!
最初に銃を抜くシーンの心の揺らぎの詰め込みとスピード感素晴らしい。
強いようで弱いようで強いグロリア。
男の子とおばちゃんの恋愛。
>>続きを読む

サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.7

パンチないけど、考えさせられる
同じシークエンスの繰り返しで微妙に変化してくサンドラ
飢餓レベルの貧困は精神に余裕ないけど、選択肢がある程度の貧困は、自由に手が届きそうで、思考できるレベルだから精神的
>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.0

高スペックな2人のワクワク楽しいアドベンチャーかつ人間の身勝手さと自然の大切さを描いたコメディタッチの傑作。
バズーとシータのいちゃいちゃに胸きゅん。一貫した自己犠牲を厭わないシータとエゴから愛に移っ
>>続きを読む

火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.7

圧倒的に不幸の数が多く描かれてる中に節子の躍動感ある可愛らしい人物描写が息抜きになってる。ああ、この映画は戦争は悲惨の原体験だったな、と、また見て、一人一人の不幸が細かく描かれてるからこそ、改めて感じ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

どうしても宮崎作品の期待値はあがるけど、見る度に日本人でよかったと思える有難い!
小さい頃からトトロや魔女宅、怖いと思いながら見たもののけ姫に、なんか面白い千と千尋。
今回も言葉の説明が過多と感じたが
>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.3

天才!
音楽、隠喩、躍動感、色、人物描写、構図、
すごすぎーーー!

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.8

随所のショットは見事!
最初の刑務所の俯瞰シーンが刑務所の窮屈さと閉塞感と希望の無さをあらわしてる。
孤独感や暴力シーン後のフィックスであったり引きで撮って際立たせるのも上手い。後、刑務所の奥行の使い
>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

スゴすぎ!
過去の映画の尊敬とそれに付加された技術や鍛錬や色彩、ストーリーも一辺倒ではなく、笑いあり、教訓あり、見てて、頭フル回転できる、驚きの連続。
あの踊りを生き生きと楽しそうにできるプロ根性、す
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

派手さはないけどむちゃくちゃいい映画
たんたんとした日常
フィルムの色もよき
岸井ゆきの、よかった
人物描写も絶妙な自然体。みんな独立しながら優しい。
日常風景を絶妙にほしい具合に切り取ってくれてる

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

デヴィッドボウイのポップで楽しいイメージ映画みたいな。
最後の演者が揃ってく長回しはわくわくしたなあ。
オフュリュスみたいな空間とばしの縦横無尽の長回しや色使いが楽しい!
おもちゃ箱みたいですね

セントラル・ステーション(1998年製作の映画)

4.0

すき。
おばちゃんの善だけちゃう人間っぽさ。ブラジルの風景、人もきれいで面白い。悲惨な少年と破天荒おばちゃん、心に残るラスト。