26世紀青年のいっちーのレビュー・感想・評価

平均的な能力の軍人の男と売春婦の女が冬眠実験の実験体として選ばれ1年感冬眠させられるが、忘れられてしまい500年後の未来に2人目覚めた。目覚めた先はバカしかいない世界だったという話。

賢い夫婦は計画的に子作りをする為にどんどん天才が減少する一方、頭の悪いヤンキーみたいなのが何も考えずバンバン子作りしまくった為にバカが増殖し、バカしかいない世の中になってしまうという極端な話だけどちょっとありそうな話。
清掃する人が消え町はゴミだらけになり、スターバックスは風俗店になり映画はケツだけを永遠に映す「ASS」という映画が大ヒット、水道からは水ではなくゲータレードが出続けそのゲータレードで農作物を作ろうとして育たず食料危機に陥っているという…

バカしかいなくなるとこうなっちゃいますよっていう世界観が妙にリアリティがあり面白かったです。
いかにもＢ級映画っぽいパッケージと「26世紀青年」というタイトルでだいぶ損してる感があって残念です。