nyako

ハウリング IIIのnyakoのレビュー・感想・評価

ハウリング III(1987年製作の映画)
3.8
Ⅱと同じくフィリップ・モーラ監督続投。
ハウリングⅢの原作を基に。
ホラーかな?ってくらい怖くないし、前半はちょっと退屈…でも後半の人生盛り返しが割と好きで、ちょっと珍品な狼人間映画、嫌いじゃない。

争いを望まずひっそりと生きてきた狼族が身勝手な人間たちによって絶滅へと追いやられる悲哀が描かれるも、ラストはコメディっぽい演出。

狼女ジュボア(イモージェン・アンズレイ)と恋に落ちたアメリカ人ドニーは、希少異人種の彼女たち狼人間族を抹殺しようとする軍隊から逃れ生き延びようとする。
舞台はアメリカからオーストラリアの片田舎、そしてまたアメリカへ…

狼女のバレエダンサーのオルガ(ダグマール・ブラボヴァ)と狼人間を研究するハリー博士(バリー・オットー)が恋に落ちる過程が素敵。
オルガがピルエットしながら変身、そこへ男性ダンサーがジャンプしてきてパクリなの、愉快。

狼の特殊メイクはちょっとしょぼめに感じるも、出産シーンはちょっと衝撃。
産まれたツチノコみたいな赤ちゃんが毛深めの腹ポケットに…
ジュボアはタスマニアに押し寄せた人間により絶滅したと言われるタスマニア狼?有袋肉食獣(サイラシン)からの種で、殺された狼の霊がその狩人に憑依したのがルーツ。
噛まれただけでは狼にはならない、体液を交換する必要があるよう(1では噛まれただけでなってたような)
満月が原因で狼にはならず、点滅ライト対策が必要なようだ!
0件

    いいね!したユーザー

    nyako

    nyako

    割と高評価つけがち

    引き続き利用いただくには

    広告をご覧いただくと引き続きご利用いただけます。