その町では住人の火傷や怪我による重症事故が多発していた。
新任でやって来た町女医はそれらの奇怪な事件の謎を追い始めるのだが…
タイトルからなんとなく電化製品のようなものが暴走する話なのかと思ったら、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
三部作では一番好き。
覗き部屋にて黒革手袋で木の枠バキィ!は怪力すぎ、血の気ありすぎてニヤニヤしちゃった。
なぜか少しだけジャッロ風なのが不思議だけど、もろ80年代サイコスリラーオマージュに満ちた作品>>続きを読む
ジャック・オーディアールが脚本参加してる。
出奔した妻を血眼になって探す刑事シモンと謎の殺人事件。
行く先々で出くわす少女ヴィオレッタと迷宮に迷い込む、激しくも悲しいはなしだった。
夜の景色がしっと>>続きを読む
アメリカ人初のボリショイソリスト契約を果たしたバレエダンサー、ジョイ・ウーマック。その実話を基にした作品。
主人公のダンスダブル、コレオグラファーはジョイ・ウーマック本人が担う。
『スイート・イース>>続きを読む
ジャウマ・バラゲロの新作はアップテンポなビートに乗ってどんどん加速、パワー感じる物語。
設定から『センチネル』や監督作の『REC』を彷彿。
終盤急にうねうねしてきたから不思議に思ってたら、ラヴクラフ>>続きを読む
なんか地中から湧いて出てる白いやつ。
通りかかったおいちゃんが食べてみてあまりの美味さにびっくり。
不気味がってた連れのおいちゃんも食べてみろと言われて(普通は食べんだろ!)食べてみる。
これはバカう>>続きを読む
JAIHOで配信してくれてた二作観てからファン!
青年がふらっと死んだ男性にお悔やみに田舎にやってくる。暖かく出迎えてくれる男性の奥さん。
するっと青年はその家に居着いてしまう。
でもその息子(青年と>>続きを読む
エガース版を観たらどうしてもヘルツォーク版も観たくなって再鑑賞。エガース版も良かったけど、わたしはヘルツォーク版の方が思い入れあるみたい。
ミイラを映し続ける奇怪なオープニング。
そしてアジャーニの>>続きを読む
劇場で予告編見かけても映像は目に入らぬように目を瞑ってシャットアウトしてたかいあり。
前半は美と若さと笑顔を求められることに毒された主人公が痛々しくて見てられん気持ちに。
だけど、迎えたクライマック>>続きを読む
物語は、2044年の世界。
「感情の消去」というセッションを受けるガブリエルは、DNA浄化の過程で二度転生した人生を遡る。
そして、過去に起きた災害や悲劇を通して必ず巡り合うルイという男性に気づくが…>>続きを読む
アンナ・カリーナ、マーシャ・メリルも出演してるファスビンダー作品。
夫婦は互いの愛人と逢引するため向かった別荘で予期せぬダブルブッキング。
そして片足に障害のある夫婦のひとり娘と聾唖の家庭教師、別荘>>続きを読む
AppleTVでしか観られないのがあまりにも惜しすぎる。
これまでのカーニー監督の作品はどれも好きだけど、これも素晴らしかった。
お世辞にも模範的ママとは言えないフローラと、彼女が17歳で産んだ息子>>続きを読む
ジョニー・トーとロー・ウィンチョン共同監督作。
気楽に楽しめたクライムサスペンス。
1は観てない…
警部(ラウ・チンワン)と怪盗との追いつ追われつはユーモラスな味わい。
怪盗にカモられる企業トップの>>続きを読む
アレックス・コックス監督作。87年作の映画に未公開シーン加えたリマスター版らしい。オリジナルは観てないし、これも初見。
飛んでく札束に無頓着、けだるいムードのまま4人が逆光の中ふらふら歩くオープニン>>続きを読む
黒人に強姦された白人女性を穢れた存在として扱い教会にも入れてくれない南部の村社会。
もちろん人種差別を嫌悪し中立な立場を取る白人(リチャード・バートン)は迫害される。
この町はKKKが巣食っていて、本>>続きを読む
ブレア・ウィッチ・プロジェクトよりも前に作られていたことで有名なフェイクドキュメンタリーホラー。
Netflixにもありそうなドキュメンタリー番組の展開が淡々と続くので、前半はかなりハニワのような目で>>続きを読む
ラヴクラフト著の『宇宙からの色』三度目の映画化版。
モノクロ基調の映像に宇宙からの色(ピンクむらさきのような色)が侵食する表現がおどろおどろしい。ぷるぷる雫の描写はちょっとアニメ画っぽく見えるけど…。>>続きを読む
ラヴクラフト著の『宇宙からの色』二度目の映画化版。
カントリー流れる80年代B級ホラーの雰囲気といった感じ。
ウィル・ウィートンは義理の父とうまくいってない少年役。
監督は俳優でもあるデヴィッド・キ>>続きを読む
ジョン・ランディス監督作。
イギリスの片田舎で獣に襲われ、狼男となってしまったアメリカ人青年のはなし。
ショッキングな残酷シーンもありながらユーモラスなムードも漂う。
ロンドン地下鉄での緊迫感ある銃>>続きを読む
デュプラス兄弟監督による作品。
紙袋をかぶった男女の奇妙なジャケがずっと気になってて観たかった。
マーク・デュプラスが主演した奇妙ホラー『クリープ』のような話かなって勝手に思いこんでたけど、これはホラ>>続きを読む
ジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド作。
彼らの他の作品と違いとてもロマンティックな物語で、壮観なる南イタリアロケも美しく見応えあり。
訳ありアメリカ人青年がイタリアにて出会った女性に恋し>>続きを読む
ジェレミー・ソルニエ監督作のオカルトホラー。
いつもは監督兼脚本のところが今作は脚本をメイコン・ブレアが担当しているので異質な作品となっているのかもしれない。
幼い息子を攫った狼の行方を探してほしい>>続きを読む
短編。シュールでホラーなストップモーションアニメ。
発掘された昔の映像という設定にそぐう古めかしいフィルムの質感。
コンスタンサという少女が人骨を使ってふたりの男性の魂を呼び出すという序文から始まる物>>続きを読む
『ヘル・レイザー2』のトニー・ランデル監督作。
番外編を抜くとシリーズ5作目となるそう。
キャラ描写も魅力的、恐怖描写もバリエーションあり、時間軸をいじったりと面白い。
今回はアミティビルを飛び出し>>続きを読む
エリック・ロメール監督作。
もし、という言葉から始まる章ごとのタイトルと流れる曲がユーモラス。
これは後でちゃんと登場人物が歌ってくれる。
心地いい会話劇。恋愛イメージ強かったけど今回の会話の中心は>>続きを読む
『スキャンダル愛の罠』と同じ映画だと思ってた(そちらもまだ観てない)
サルヴァトーレ・サントリ監督作品。
時折り空襲も起こる戦時下のイタリア。
兵役逃れをしていたアルマン(フランコ・ネロ)は薬局へ口>>続きを読む
校内で窃盗が相次ぎ、職員室ではその問題でざわめいていた。
そして事態を解決しようとした教師が起こした行動は学内に次々と波紋を呼ぶことになる。
物語が学校から飛び出さずに完結しているのが良かった。
た>>続きを読む
リチャード・フライシャー監督作。
原題には3Dとあるけど、残念ながらその方式では観れず…!
雑誌記者の主人公は離婚を機にいわくつきと言われるアミティビルを購入する。
別れた妻は主人公の住むいわくつき>>続きを読む
ジェレミーアイアンズがエレガンスセクシーだと評判を聞いてそれを!確認するためだけに!鑑賞。
あ〜やっぱりステキだった。
元FBI長官で今は引退し、大統領のご子息の子守(もとい尻拭い)
ドラ息子のために>>続きを読む
官能恋愛ものだと思って観たらサイコスリラーであった。精神的に不安定な女性が恋人の双子の兄とも関係を結び、三角関係に溺れるも…ってところから始まる物語。
性的に奔放なのはともかく他者に責任転嫁しがちな主>>続きを読む
序盤にタリア・ライダーが鏡に向かって歌い出したとき、これは絶対ハマるって確信した!そこだけまるでミュージカルになったかのようでそこから世界が変わった。ここはこれからリリアンが冒険へ向かうって転換する場>>続きを読む
夜の闇に紛れてずっと二人で月を見て、彼に気づかないで…
川べりで青年の目に映った美しい人。
戻ってこない恋人との恋に嘆いていたマルトと青年のたった4夜のできごと。
マントを纏ったマルトの立ち姿、
通り>>続きを読む
ジョン・ブラッケンハイマー監督作。
工場排水が森の生態系を壊し、モンスター化した獣が人間を襲い始める。
環境破壊への反対デモする原住民側と、原住民を殺人加害者だと疑う体制側が揉めてるうちにどんどん犠牲>>続きを読む
両親を亡くした姉弟二人を引き取り、暖かく迎えてくれた田舎の祖父母。
だがある日、祖父母のぎょっとする場面を目撃してしまった弟は、疑心暗鬼の生活を送ることになる…
見間違い?本当?ってもやもやする前半>>続きを読む
連続殺人事件が発生。
死体の傍には一冊のドイツの絵本から切り取られた絵が置かれていた。
捜査を進めるロメンツォ警部補は怪しい動物愛護団体の存在を突き止めるが…
表題のコリンヌ・クレリーは『ヒッチハイ>>続きを読む
マッシモ・ダラマーノ監督作。
SとMのはなし。
ラウラ・アントネッリの満載ヌードはもうアート。エロシーンはまったりだけど、これは面白い!
男は幼少期のトラウマ(っていうか覗き)でMに目覚めていた。>>続きを読む