かなり好きでした。
1も面白かったけどそれより好きかも。
ジグソウがゲームのルールに忠実なところが
物語の面白さに繋がっていてすごく良い。
参加者たちはジグソウに負けるのではなく
自分に負けるのだ。
エリック刑事が主人公のはずなのだけど
ジグソウが主人公とも思えてくる。
どんなに残忍なことを仕掛けても
視聴者から嫌われないのは
その一貫した精神があるからなのだろうな。
【以下内容に触れています】
ジグソウの要求は
時間が来るまで
エリックと2人で話をすること。
ただそれだけのルールなのに
息子を助けなければ!と必死になる
エリック刑事はジグソウの指を折り脅迫し、
閉じ込められた場所へ案内させる。
が、エリック刑事が息子が閉じ込められた
場所に着いた時には既にゲームは
終わっていた。
エリック刑事が見ていたモニターは
リアルタイムでなく、録画だったのだ。
そして8人の中にいたアマンダ
(1でジグソウのゲームに生き残った女性)
はジグソウの協力者になっていたのである。
さきほどまで
エリック刑事とジグソウがいた部屋
にあったタイマーの時間が来た時、
その場の金庫が開くと、中には酸素マスクを
付けられた息子の姿があった。
ジグソウが言った通り
"ここで二人で話すだけ"で
自分も息子も助かったのだ。
でもジグソウにはわかってたんですよね。
エリック刑事がじっとしてられないこと。
自分の目的のためには
目の前が見えなくなること。
だから過去にエリック刑事が
証拠のでっち上げで
捕まえた人々を監禁対象に選び
罪と向き合うことをさせようとした。
ジグソウは、
自分の予想通りになって嬉しいのか
予想を裏切られなくて悲しいのか
どっちなのだろう。
1に出てきたバスルームで
アマンダが「ゲームオーバー」と言って扉を
閉めるラスト、美しいね。
2025年4月20日