毛利さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

イチという偶像崇拝からの回心
他者を名前で呼ぼうとしない者は、自らも名前で呼ばれません
松岡茉優さんの引き出しの多さが終始キュート☺️ポップでコミカルな映画

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

詳しい人にとっては浅い内容なのだろうけど、時代の熱や三島のカリスマ性に魅入ってしまった
東大全共闘1000人(左翼)VS三島1人(右翼)みたいな構図で始まるが、最終的には両者とも「あやふやな日本」とい
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.0

若きCIA女性捜査官がビンラディン暗殺へ挑む
自爆テロの一件あたりから増していく狂気・執念・疲労
また「死」に臨む者だけが放つ独特の妖艶さ?が凄まじい

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.0

静謐なSFが好きなので一作目は良かったが、段々と血生臭さが増して別ジャンルな感じに
あと色々な要素てんこ盛りな印象(スターウォーズ、DB、村上春樹など)
最後は結局ステゴロかい〜と笑った

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.0

地下レイヴ、急に扇動的になるモーフィアス、AD再騰、発情人妻、Mr.ミニットのおやじ、圧巻の小小系列(ちょっと長い)、深まる謎
手に汗握ってかなり面白かった

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

やはり細田守は雰囲気だなぁと再認識しつつ、今作はテーマが白昼夢みたいな感じなので一周回って合ってるなと思った
誰かのレビューにもあったけど細田守は「こんなシーンを描きたい」が先にあるアニメーターであっ
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.0

アメリカン群像劇
捨てちゃえタイミングがそれぞれ異なるのでオチが読めないが、そんなに深くはない
ジジは認知行動療法をしてほしい

バケモノの子(2015年製作の映画)

1.5

いやーなんか雰囲気って感じ、ひどい
キャラクターが可哀想

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.0

時かけもサマーウォーズも苦手なので身構えながら観たけど、良かった
母と子の話
もっと弱音吐いたり怒ったりしてもいいんだよ…!とハラハラしてしまう

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

監督の映画を観るのは3つ目くらいだけど、やっと作風のようなものが掴めてきた
直接の血縁じゃない家族同士のやりとり、画の質感とかカメラ(ドリーしすぎ)
原作が漫画だから?色々と綺麗すぎる気もするけど、リ
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

2.5

ポスターしか見たことがなかったので、女の子が田舎で町おこしでもするのかと思ったら割と電脳コイル
夏を謳うわりに、舞台が夏である必要性を感じない(夏の映画ってそんなもんか)
主人公を振り回す女子、大家族
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

2.5

一匹あたりの戦闘力の高さが良かった
細かいこた気にしない!

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

美しい映像と誇り高い主人公、周りの人達の温かさによって、背後に横たわる重い孤独感や喪失感が滲み出ている
豊かなのか貧しいのか、自由なのか孤独なのか、自ら選んだ環境なのか追い込まれたのか
白黒はなくて、
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.0

温かくて愛に溢れているが、時折オッパイを映すことで家族や恋人との鑑賞ハードルを謎に上げている映画

ポカホンタス(1995年製作の映画)

3.0

ディズニープリンセスにしては謎の妖艶さがある
融和のために立ち上がる一方、ポカのせいで争いが生じているような印象も…
意識高いのは結構だが、友達を大事にしてほしい
ジョンに恋しているのか、異国人との恋
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オアシス(2002年製作の映画)

4.5

脳性麻痺のコンジュ役の演技が凄まじいのはもちろん、青年ジョンドゥの掴み所のない表情や気のない返事など、いわゆる知恵が足りない人物の表現が上手すぎる
ただ演技力が高いというレベルを超えて、このまま直視し
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.0

監督のタイプの問題な気もするけど、登場シーンとか演出的にもうちょっと怖くできた感じもする
マシオカがぎゅっと目をつぶる

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

西洋っぽい?ゴースト👻の見た目に反して、ストーリーは仏教的な印象
ただ単に恋人と死に別れて悲しい、ではなく死生を超えた根源的な寂寞というか
長回しとカメラワークが独特な緊張感を醸し出している
シーツを
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

1.5

色んなヒット作の要素を表面的に寄せ集めたようで薄く感じたし絵も苦手だった
パッと光って咲きもしない

マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

15年ぶりくらいに観た
当時としては画期的だったであろう映像表現や、東洋への憧憬?が興味深い(胡蝶の夢)
ザイオンや予言については続編で細かく触れられるのかな
主人公せっかく凄腕ハッカーなのに武闘派に
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ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

5.0

来世の存在を発見した博士とその息子の話
ドラゴンタトゥーを観たばかりだったので、ま〜たおっさんがルーニーマーラにたぶらかされて!コラーとなった
SFとしてはありきたりな筋書きらしいが、ネタバレを読まな
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マスク(1994年製作の映画)

3.5

25年ぶりくらいに観たが、マスクを着けるシーンが当時は怖くてトラウマだった
こんなストーリーだった??
犬が終始すごい🐶

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

細切れで観ちゃったせいもあって複雑なストーリーを理解できなかったが、事件の顛末はなんとなく読めた
おっさんが若い娘にモテるっていう話は、THE男の夢って感じで少しキモい
えちえち捜査すな〜

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

愚かで歪んだ女に群がり、約束させたがる男達
約束を果たしたのはジンジだけ
不潔感の表現が上手い

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

恋を経て人生は続くよという感じで、個人的には好きなテーマだった
一瞬ブルーバレンタインだが、ラストは爽やかララランド
1番ショックだったのはこの映画を観たらきっと色々なことを思うのだろうなと勝手に意気
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セブン(1995年製作の映画)

3.5

小どんでん返しという感じ、もっと良いラストにできた感ある
ハガレン読んでれば「あと残ってるのは…」となる
映像の質感や美術、盛り上げ方、ラストのブラピの演技が素晴らしい
デスノートの西尾維新スピンオフ
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

3.0

男女の社会的立場が入れ替わる映画
主人公(チャラ男)が更生ではなく順応していく点は良い意味で意外
ラストは軽くインセプション感

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

4.0

軽く観始めてしまったが、個人的に好きな感じのラストでかなり良かった
別離は不幸ではないし、言葉はなくても想いは伝わり、一瞬が永遠になるんだなぁ

シコふんじゃった→今作あたりから、ウォーターボーイズの
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.0

スカヨハ観て原作読んでからこれ観るとかいうわけわかんない順番になっちゃったけど良かった

恋する惑星(1994年製作の映画)

4.0

マイブルーベリーナイツと同様に掴み所がないというか、感想を語る必要があるのかもわからない作品
「店で待つ男」「鍵」「手紙」モチーフは、そのままマイブル〜に繋がったのかもと感じた
若き金城が美しすぎる

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

神木クンが桐島だと思ったら違った(AKIRAの金田てきな)
何気ない部活シーンのクオリティが高いと感じたけど、経験者を集めたのかな
地獄でなぜ悪い を思い出した

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

静謐な朝、父と息子2人、無言でフレンチトーストを作るシーンに全てが詰まっていて、さめざめ泣いてしまった
父親に感情移入するような構成になっている点は、(自分も男なので)応援したくなるような気持ちと、母
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

まさにタイトルのとおり
自分不在の世界線を垣間見ることで人生の素晴らしさを噛み締める
BTTF2のディストピア世界線は今作のオマージュ?
クリスマスに観ればよかった🎄