山口百恵の透明感すごい。
島だからこその人のあり方が見られて良かった。
「男は気力や。気力があればええのや。この歌島の男はそれでなかいかん。家柄や財 産は二の次や」
三島由紀夫も正統派のストー>>続きを読む
発想が面白い。
極限な状況下に置かれて、生徒たちの行動はそれぞれ。
ビートたけしはなんだか可哀想で悲哀のあるキャラクター。
愛と祈りに満ちた作品。
全編を通して、藤野の想いが強く感じて、途中から自然と涙が止まらなかった。
ものづくりをするうえでの藤野の葛藤がまざまざと伝わってきて、心を動かされた。
そして、京本と漫画>>続きを読む
オレゴン州アストリアの町並みのカットが美しかった。
人付き合いが苦手で常に死がよぎる女性の心の成長。
現実は苦いがそれでも生きねばならない。
村上春樹ワールドの再現が素晴らしくて世界観に没入できた。
6つの短編はどれも好きだけど、バースデイ・ガールが特に好みだった。
善良な小市民と大いなる悪。
僕たちは改めて戦い続けなければならない。
子どもの視点から、神さまのついて考えさせられる。
弔辞の際の子どもの行動、母親の様子が印象的だった。
妙に格好良いシュールな演出がクセになる。
入江氏が育った深谷市は移民が多い町なのか。
井浦新は相変わらず格好良いし、吉岡睦雄は味のある良い役者さん。
寅さんがお坊さんに扮して法事を行い、住職以上に檀家さまに受けてしまうのが面白い。
そして、法事に参加した博とさくらと鉢合わせてしまうのがおかしい。
知性と大人っぽさを兼ね備えた女性を演じる竹下景子>>続きを読む
人生で一瞬だけでも生きてて良かったと思える楽しい瞬間がある。その一瞬のために生きているという人生観が良かった。
バイト先の銭湯で夜な夜な人を殺しているという設定が斬新すぎる。
自分の感情全てを肯定していいんだなあ。
思春期ってこんな感じだったなあとら思い出す。
インサイド・ヘッド、ライリーがおばあちゃんになるまで物語を作ってほしい。
静かに壊れていく松岡への恐怖。
現実と虚構が混ざり合うような感覚になり、どこまでが真実で、どこまでが夢なんだろうとわからなくなっていく。
妻や息子も一体どうなったんだろうか。
映像以上に、松岡の>>続きを読む
髭の話かと思いきや、王道ラブコメだった。
確信を持って岡島を見初める広子、格好良い。
剃っても刈っても、生えるのは髭である。
カナシミがあるから人は優しくなれる。
5つの感情がそれぞれキャラが立っていた。
優しすぎてモテてしまう男と金にがめつい女のコメディー。
戦後の日本の雰囲気が良い。
アメリカ現代都市のカットが美しくて好みだった。
子どもたち、そしてアメリカ国家全体の未来の幸福を願う大きなまなざし。
叔父と幼い甥のかけがえのない時間。たいていの大人が経験しているように、それはい>>続きを読む
「目立たなくて大人しい良い子こそ危機の中にある」というドラマ版のテーマが共通して映画にも流れている。
目立ったキャラや不良じゃなく、大人しい生徒たちがどのように内なる革命を起こすか。
投票しない自>>続きを読む
思いの外、宗教色が強い物語だった。
どんな状況でも必ず天使が助けてくれる。
めっちゃ懐かしい。
矢神久美が好きで観た思い出。
「わや」って言葉をこの映画で知った。
ドタバタ大騒ぎ。
宮沢賢治の『ひかりの素足』をこういうふうに読み取るとはと驚かされた。
「なにもこわいことはない」と死の恐怖を和らげることは良く作用もするし、悪く作用することもある。
救済か、あるいは呪いか。
個>>続きを読む
当時としてはとても画期的だったんだなあと思う作品。
電話回線の乗っ取りはやばいし、世界中からのメールが枷となるが、それを逆手にとって攻撃するのは頭良い。
市川由衣と池脇千鶴がそれぞれ魅力的なキャラクター。
嗅覚のないフードコーディネーターの妹と自閉症の姉。
街路灯を音符と見立てて、メロディーを作るのは独創的。
ラストのオチに圧倒された。
妻が帰還した夫を迎え、夫が眠った後も甲斐甲斐しく家事をするシーンの幸福さよ。
男は家族のために金を稼ごうと奮闘するが、一生懸命になるあまりに大切なものが見えなくなる哀し>>続きを読む
ナナが可愛くてとても愛おしくなる。
クレヨンしんちゃんのカスカベのキャラが勢揃いで、それぞれ見どころがあって良かった。
喪失の傷と再生。
数度の大きな喪失を経験したゆみ子にとって、喪失の原因が幻の光(超常的な外部要因)であることが大きな救いとなりますように。
物語の舞台が雑多な下町の尼崎から、荘厳な海や雪といった自>>続きを読む
高校の頃、なぜか特別授業で鑑賞した思い出。
ジャッキーチェンとシュワちゃんがでていたことしか覚えていないが、面白かったことだけ覚えている。
時を経て観ると、歴史的な事実に基づいて作られていて、単な>>続きを読む
台詞の応酬に見応えがあったが、姉妹の喧嘩が思いのほか、苛烈で深刻で少し疲れてしまった。
婚約者男の明るさに救われている。
ヤクザのお父さんと反抗期の娘の話がめっちゃ良い。
そして、連れ子のために命張って立ち向かうタクシー運転手のお父さん、格好良いよなあ。
老夫婦の船での歌唱も泣ける。
日本の水道の問題が丁寧かつ真摯に描かれており、途中までは見応えがあったが、(原作とは違う)ラストの展開が浅はかでがっかりしてしまった。
水道を止めることを全面的に悪であり、水は無料でいいという制作者>>続きを読む
中国近代の歴史に翻弄された二人の京劇役者の数奇な人生に魅了されるとともに、様々なテーマが込められていて、映画の重厚さに圧倒された。
覇王別姫の物語に魅了されて、虞美人を演じるなかで現実と夢の境目がな>>続きを読む
画と音楽による雰囲気がとっても良い。
役者であるゆえに生まれるもう一人の自分とどのように向き合っていくか。
三田佳子演じる先輩女優のキャラは格好良いなあ。
最後の泣き顔ショットが印象的。
交換殺人を持ちかけられたと思ったら、どんどん意外な展開で物語が進んでいく。
主人公カップルが善人で良かった。
チームワークを大切にする監督が素敵。
メジャーチーム(ツインズ)相手にジャイアントキリングするのが格好良くて胸が熱くなった。
ラストに各キャラクターの物語が絡み合っていくのが良い。
エイプリルフールズはこの物語を参考に作ったんだろうなあ。
ドラムを叩く男の子も、秘書に恋する首相も、落ち目のミュージシャンも、アシストするM>>続きを読む
たとえいつか遊ばれなくなっても、その時までアンディーのもとにいようとするウッディーが健気。
おもちゃの一番の喜びは遊ばれること。
新しいおもちゃに人気を奪われたウッディーと自らをおもちゃと認めないバズの絆が芽生える物語