群青さんの映画レビュー・感想・評価

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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.3

ニューシネマの時代は終わったんだなと感じさせる多幸感に包まれた映画。

男の妄想を描いたと言われたらそれまでかもしれないが、そこがいい。

なぜだか主人公のことが好きになってしまう。

偽りのないhappy end(2020年製作の映画)

3.3

他のレビューにもあった通り、消化不良な感じ……。

映像もなんとなくチープに感じてしまうのはなんでだろう。

流浪の月 エピソード0(2022年製作の映画)

3.8

李監督と役者陣のプロ意識が伝わってきてとても良かった。

今回は李監督がわりと優しかったのは意外。

傑作に至るまでの道筋があったんだなあ。

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.3

やっと見たぜ、トワイライト・ウォリアーズ。

アクションをそんなに好んで鑑賞しない私でも非常に楽しめた。

九龍城砦の風景や人々の暮らしが美しく描かれているのがポイント高かった。

キャラクターもたく
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フラガール(2006年製作の映画)

4.0

あのハワイアンセンターができるまでにはこういった経緯があったのね

若い頃の蒼井優ちゃんが素晴らしいなあ

見える子ちゃん(2025年製作の映画)

3.8

意外なオチがあって感動する。

滝藤賢一さん、良い父親役が似合うなあ。

ラブ・イン・ザ・ビッグシティ(2024年製作の映画)

4.0

「あんたらしさが、なんで弱みなの?」

2人が恋愛感情を越えて、絆を深める姿が素敵。

個人的に、お母さんが『君の名前で僕を呼んで』を観て、息子を理解しようとするところにグッときた。

眠れる森の美女(1959年製作の映画)

3.7

三人の魔女がそれぞれお洒落。

マレフィセントは意地悪だけど、ドラゴンになったり格好良さが少しある。

ルノワール(2025年製作の映画)

4.0

『お引越し』を想起させる少女の視点が主軸となる映画。

病気の父に悩む家庭からは不穏な雰囲気が常に漂う。

限界を迎えながらも黙って推し堪えて懸命に日々を生きる少女の姿を見るのがつらい。

そして、病
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母性(2022年製作の映画)

4.2

思ったよりも面白くて引き込まれた。

女性は母であり、娘である。

ルミ子がどこまでも母のために良い娘であろうとする姿は、恐ろしさとともに尊敬を感じる。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

登場人物たちが個性的で面白い。

ニューヨークの話が1番好きだなあ。

お人好しの黒人キャラクター。



Filmarks鑑賞ーーー1050本目

日本統一(2013年製作の映画)

3.6

物語はこれからスタートや。

格好良い親分がたくさん。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.1

現代版オヅの映画とも言うべき家族の物語。

おせちって作れるんだ、美味しそうだなあ。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

お洒落な会話劇で、怒涛の勢いで金言が発される。

ヒロインへの口説き文句がとてもロマンチックで好き。

「今から10年か20年後、君は結婚している。結婚生活はかつての情熱を失った。そして昔出会った男た
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こどもしょくどう(2017年製作の映画)

3.4

少し胸くそだなあ、良い意味で。

この監督が火垂るの墓を撮っているの、ちょっとわかる。

横道世之介(2013年製作の映画)

4.2

件の事件から、ここまで想像力を働かせて物語を紡ぐのがすごい。

観終わった後に、不思議な余韻とともに、温かい気持ちになる映画。

この映画の吉高由里子は、あまり本人らしくなくて良い。

浮草(1959年製作の映画)

4.2

2代目中村鴈治郎演じる嵐駒十郎のキャラクターがなんとも良い。

家族の話、役者の話、恋人の話と様々な要素が詰まっていて、まさに人生が描かれている。

駒十郎は寅さんの源流なのかな。

小津監督のカット
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ジュ・テーム、ジュ・テーム(1968年製作の映画)

3.8

無数のシーンが散りばめられ、この映画のために何カット撮られたんだろうと気になった。

ヒロインが「人間は猫のお世話をするためにつくられた」と猫信者なのが良い。

男の哀しい記憶の物語。

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は(2025年製作の映画)

4.3

主人公とヒロインが恋を育む過程がリアルかつ丁寧に描かれており、学生時代を思い出して懐かしく愛おしい気持ちにさせられた。

主人公を演じる萩原利久さんの顔の骨格と表情が原作者のジャルジャル福徳さんにそっ
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ハルカの陶(2019年製作の映画)

4.2

ハルカの内気だけれども真っ直ぐなキャラクターが素敵。

人が人と交わることで、芸術もまた成長する。

「備前焼は、土と火と人が作る」

信長協奏曲(2015年製作の映画)

3.6

ドラマ版からどうもありがとう。

松永久秀の見せ場、もう少し見たかった。

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.8

ラストの2人の距離感がめちゃくちゃ良い。

「その魅力の本質を知ってしまっても、憧れ続けることができるのであれば」

早乙女カナコの場合は(2024年製作の映画)

3.2

よくあるモラトリアム大学生恋愛ものだなあと。

指輪をプレゼントされた時にプライドを傷つけられて怒る長津田が全てを表していて良かった。

ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

3.8

ママチャリと駐在さんのやりとりが愛おしい。

男子高校生の青春と日常。

mellow(2020年製作の映画)

3.5

今泉力哉監督のなかでは目的意識がしっかり見えるほう。

傑作『街の上で』の原型だったのかなと思うような共通点が多い。

ROOKIES -卒業-(2009年製作の映画)

3.8

甲子園決勝戦が手に汗握る攻防で熱い。

これは野球映画であるが、「卒業」を軸に作ったという点で他と違うんだなあとわかる。

星をかった日(2006年製作の映画)

4.2

とてもロマンチックで素敵な作品。

時間局や地球、魔法のこと等、不思議な世界観で考えさせられる。

荒地の魔女の若い頃とされる女性が魅力的。

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

3.8

死んだように生きていた少年にとっての希望。

不良なおばあちゃんが他に見たことのない唯一無二のキャラクター。

アメリカン・ニューシネマに位置づけられるだけあり、結末は物悲しい。

赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

4.5

心打たれる要素が詰まっていて、気づいたら号泣していた。

楽しくてワクワク、おそろしくてハラハラ、感動してうるうる…ととにかく感情を動かされる。

台湾は日本と宗教観が近いから馴染みやすいのもヒットの
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教皇選挙(2024年製作の映画)

4.2

選挙の行方が気になって、最後まで飽きさせない。

自らの信仰に迷いを感じながらも、一聖職者として実直に問題に対処するローレンス枢軸卿が素敵。

赤と白が印象的な画だった。

教皇庁、キリスト教、現代社
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カップルズ 4Kレストア版(1996年製作の映画)

4.3

少年たちが台北の街で逞しく生きる様子がどこまでも格好良い。

異国の少女との出会いや大人たちとの危険な駆け引きのシーン等、ハードボイルドな雰囲気にわくわくする。

雑踏のなかでのボーイミーツガール。
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はたらく細胞(2024年製作の映画)

3.6

役者陣がだいぶ豪華。

思ったほど赤血球さん、何もしない。

花まんま(2025年製作の映画)

3.9

タイトルの意味を知って感動。

有村架純と鈴木亮平のお芝居は安心して見ることができる。

随所に登場するカラス語のくだりは面白かった。

ファンタジーな演出がチープに感じた点だけ残念。

ラストの展開
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

3.8

昔のアニメならではの良さが詰まってる。

劇中に登場するトロピカルランドはとっても楽しそうで、犯人とのチェイスシーン大好き。

名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)(2025年製作の映画)

4.0

警察編として完成された脚本だった。

長野県警をはじめとする警察、公安、少年探偵団等、皆が活躍していて良い。

今回、最初から最後まで小五郎が格好良すぎだろう。