いまさら観たアンナチュラルがすごく良くて、そのままMIU404を観たのだけど、そんなで、アンナチュラルは石子と羽男的な良さがあったのにナーと思ったら、あら、プロデューサーが同じなのですね。新井順子さん。てことで、観た作品。放送当時は考察班がさわいでたりしてたのかな？最終話で開かれたブラックボックスは皆薄々気づいていた哀しい秘密。皆んなしてよくもまあ長いこと黙ってられるなと思う。これは無償の愛とはまた別次元な気がして、それを最愛と呼んでいるのか。自分は、足りないにしても、無償の愛と呼べる要素を持っているとは思うが、このドラマの中の愛は、まったく持ち合わせていないと思った。その語られない愛について、主語を考察するのではなく中身を他者が語りあえるのがヒューマンドラマとして評価されてあるのだろうし、自分も面白いと思えた。が一方で、アンナチュラル（や、石子と羽男）のように1話完結ではなく3ヶ月近く（わたしは2晩だったが）ひっぱって、ああいうラストなのは、美しさを通り越して哀しすぎてやるせなすぎて、あんまりだと思った。涙も枯れちまったよ。映画だったらまた違う。
