なんだかやる気がでない日に、なんとなしに観はじめたら良かった〜仕事と恋愛と食事の三位一体で成り立つ人間ドラマ。30分ドラマみたいなテンションだけど、ものすごく良質で丁寧につくられていてじーんときちゃう。父の教えや家族のルールが自然とできあがってる家っていいよなぁ、お互いの好みを把握しあってるのもいいし、それを派閥として対立するのも良い。家族っていったって別々の人間が暮らす小さな社会なのだから、いかに楽しく共存するかを自然と身につけられたら最高だ。しかしそういうのに気づけるのは悲しいことに大人になってからで、大人というのは結局自立して家をでたあとのことで、更に家庭をもったり本当の他人と生活することでやっと心の底から有り難みがわかるようになる。今更ごめーんってなったときの、世の中の可愛い父と動じない母よ、いつもありがとう...という気持ちになった。
食に対する姿勢は、その人の価値観を表しすぎていて面白くておそろしい。一番共感したのは7話の電話しよう手紙をかこう会いに行こう、です。
