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らんまんのssr701のレビュー・感想・評価

らんまん(2023年製作のドラマ)
4.0
おもしろかったです
残念だったのは(←さっそく文句)
小学校の前で2回も水をかけられたことが
特に無意味だったことですかね…

時を経て
大学に行く初日にスーツを新調したので
なるほどここでまた水をかけられるのか!
なんというロングパスだ!
と期待したのですが…

それにクールポコの小野まじめが大学の用務員役だったので
彼が水をうっかりかけてしまって
「なーにー!やっちまったな〜!」と言ってほしかったところです
別の機会では神木くんが「なーにー!」を言っていたので
まあそれはそれで嬉しかったんですけどね…

他にも芸人さんが多数出ていて
楽しかったのですが
ジョイマンの高木が郵便屋役で
「なななな〜」と言いながら登場したのは
ちょっとどうかと…

神木くんが美波ちゃんのあまりの美しさに
「ズギャン!」と言ったりとか
美波ちゃんが滝沢馬琴を「神作家」
と言ったりとか
長屋にいた文士を目指していた堀井さんが
「修羅場ってる」とか
「爆誕」といった言葉を出したりは
ご愛嬌で面白いところでしたが
ジョイマンの高木は無理矢理
自分の持ちネタをぶち込んだだけなので
ちょっと違うかなと思いました
共演者には喜ばれてたようなので
大きなお世話でしょうけど…
ちなみに副音声では「陽気な郵便屋さん」と説明されていましたね


副音声と言えば
美波ちゃんが料亭で働く時に
「高そうな壺が置いてある」と説明があったので
これを割ってしまうのか…?
と思いきや何もなくてよかったです
共感性羞恥ってやつで
失敗したりする姿はあまり見たくないのです
(おっさんが美波ちゃんに共感するなよ)
ベテラン女将のイビリもありそうで無かったのでホッとしました

タイトルをやたらと連呼する
朝ドラもありますが
今作はここぞ!というところで
使われたのが良かったと思います
(うろ覚えですが前半の終了時と
最終回だけだったような?
違ったらごめんなさい)
まああんまり「どんどん」とは使わない方がいいよな〜ってことで…


それから
娘の千歳が「植物は好きではない」
というような言動をした時は
イヤな予感がしましたが
子供たちがグレるエピソードが無くて
それどころか良き理解者であり続けたことが
終盤まで良い雰囲気を壊さなかった要因のひとつだったと思います

「べっぴんさん」や「スカーレット」では
子供たちに振り回される展開が
どうも無駄に思えたので
史実はどうなのか知りませんが
この展開となって本当によかったです


朝ドラはいつからか最終週の初回は
ちょっと変わったことをやるようになってて
今回もナレーターの宮崎あおいが
本編に登場してきて少し驚きました
しかし膨大な資料は
なぜ未分類となってしまっていたのでしょうか?
たくさんの仲間に助けられて
図鑑は完成したようですが
その後はなぜ娘がひとりで管理しなくては
ならない状況になったのか
その経緯がよくわかりませんでした
「一番弟子」の虎徹くんはどこへ行ったのでしょう?
彼はその後を誰かに託すこともしなかったのでしょうか
疑問が残りました
(ちゃんと説明があって見逃してたらすみません)

というわけで大半が文句になってしまいましたが…
おもしろかったです(説得力ゼロ)


それから(←しつこい)
牧瀬里穂と浜辺美波という美人親子が店頭にいて
どうしてあの和菓子屋には
お客さんがいつもいなかったの?
ってのも気になったな〜
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