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福岡恋愛白書13 キミの世界の向こう側のssr701のレビュー・感想・評価

3.9
バカが頑張って感想を書いたのですが
なぜか消失してしまいました(祟りかな?)
バカだけど何とか思い出して再現してみます
簡素な感想だったので
何とかなると思います(←全然違う感想になりました)

…いざスタートです!
(ネタバレしまくります)




イケメンの杉野くんが
図書館で美少女と出会って一目ぼれするお話です
その相手が奈緒ちゃん!
次の日に再会して声をかけるも
図書館ということで
まわりの人にシーッ!静かに!と
怒られる杉野くんなのでした…

あ ほ か !!!!!!
芳本美代子(愛称:ミッチョン)の3rdシングル
「雨のハイスクール」(作詞:松本隆 作曲:財津和夫)を聞いたことがないんですか?

「静かすぎる図書館で
口説くなんてバカね
ほらみんなジロっと見る
どうするつもりよ」

と歌っているじゃないですか!
知らないんですか!
…嘆かわしい限りです

そんな欠落人間の杉野くんは(言い過ぎやろ)
筆談に切り替えて「友達になりたい」と
奈緒ちゃんに迫りますが
「無理です」と冷たくあしらわれます
イケメンだからって調子に乗るなよと言いたいところです(小声で)

実は奈緒ちゃんは聴覚障害があり
喋ることも困難という設定らしくて
「私は耳が聞こえないから無理です」と
筆談で伝えて杉野くんをさらに突き放します

しかしイケメンな上に
心の綺麗さもプラスして持ち合わせている
無敵の杉野くんは
「どうして耳が聞こえないと無理なの?」
と真っ直ぐな視線を送りつつ聞き返すので
奈緒ちゃんの気持ちは少しぐらついてしまうのでした

なるほど…
学びのある作品ですネ!
ボクも負けじとノートとペンを持って図書館でひとりきりの幼女にアタックしてみます!
「どうして年の差があるとダメなの?」
(ホラー&あかんに決まってるやろ&警備員にアタックされてねじ伏せられるだけだぞ)

まあね…
まずそもそもイケメンですもんね!
いいですね!イケメンは!
奈緒ちゃんもほんとにイヤだったら
すぐに席から離れますもんね!
机と机がくっつかないように
少し間を空けたりしますもんね!
(それは小学生の頃にお前が女子にされた仕打ちやろ!)


目の周りがビショビショになる怪現象が起きましたので
ちょっと外の冷たい空気に当たってきます



さあ視聴再開です!(頑張るゾ!)
杉野くんは懸命に手話を覚えますが
間違えて意味不明なメッセージを奈緒ちゃんに伝えて笑われてしまいます
そしていつの間にやら仲良くなっていくふたりなのでした…

イケメンがおっちょこちょいなミスをすると
それさえもプラスに作用するのか…
いいですね!イケメンは!(言わなきゃ気が済まない病気)

そんなイケメンプラスいい人で
ちょっとドジッ子な杉野くんも
確かにステキなので見どころのひとつでもあるのですが
今作の奈緒ちゃんのステキさはもう半端ないです!
奈緒ちゃんは弓道部に入っている設定なのですが
その道着姿が美しすぎます!
弓道はそれほどストーリーには関わってこないのですが
その美しさがゆえに「でも必要だよね!」と誰もが同意してくれると思います(個人の見解です)

しかしこの作品の始まり方が
芳本美代子(愛称:ミッチョン)の「雨のハイスクール」を踏襲していることを考えると
芳本美代子(愛称:ミッチョン)のデビュー曲の
「白いバスケット・シューズ」(作詞:松本隆 作曲:井上大輔)に
「心のハープをかき鳴らして…」という歌詞がありますので
(←ハープの起源は弓なんですヨ!みんな知ってたかな?)
やっぱり弓道部の設定は必要としか言えないのでした

さらに!さらにです!
耳当てを装着したときの奈緒ちゃんの可愛いらしさと来たらもう…
救心のガブ飲みをしなければ心臓がもちそうにありません!

そんな完璧超人の奈緒ちゃんに
杉野くんがついに告白する時が!
イケメンなので綺麗な夜景のちからなんぞ
借りなくてもいけそうな気がしますが
そんな鉄板のシチュエーションで挑みます!
奈緒ちゃんの答えは…
「遅いよ!いつになったら言ってくれるの?と思ってた」
という最高すぎるお返事なのでした!(裏山死刑)

これはつまり
芳本美代子(愛称:ミッチョン)の
デビュー曲の「白いバスケット・シューズ」(作詞:松本隆 作曲:井上大輔)の

「目を閉じて
10秒待ったのに鈍い人ね
もっと他の恋人たち
進んでる」という歌詞のように
奥手な彼に不満を抱いていたということですネ!

しかしそんなミッチョニズム(そんな言葉ありません)を体現している奈緒ちゃんですが
いざキスシーンとなると
少し怯んでしまっているように見えます…

これは芳本美代子(愛称:ミッチョン)の4thシングル
「アプリコット・キッス」(作詞:松本隆 作曲: 宮城伸一郎)の歌詞にあるように
「頭の中が空白」になり
演技することを忘れて
ふと我にかえってしまったと思われます
そう考えるのが自然だし
他に選択肢が見当たりません

そんなミッチョニスト(そんな言葉はありません)の奈緒ちゃんですが
本作ではその設定がゆえに
セリフが一切なく
手話での会話のみとなっています
なので「わたしはファック⚪︎(←ファックス)が大好きだった」というセリフも
奈緒ちゃんの声では聞けず
杉野くんが代読したので残念なのでした(伏せる必要ないぞ&何が残念やねん)

しかし!しかしです!
奈緒ちゃんが
中指を立てるという驚きのシーンが
本作にはあります!
ウブで可愛い天使の奈緒ちゃんが
なぜそんなポーズを…?
それは見てのお楽しみです!(ちょっとだけ楽しいです)

それからミッチョンの歌が
最後に流れるかどうかも
見てのお楽しみですヨ〜!(流れるわけないやろ)

そういえば音楽に関する話も少し出てきて
ゲストが出てくるかのような
展開っぽかったですが
これは肩透かしに終わって
ちょっと残念でした


まあ結局のところ…
先日まで放送されていた「春になったら」でも
その表現力に圧倒され
感動されまくりでしたが
奈緒という女優さんは
もう何年も前からすごかったんだなと
思い知らされた作品なのでした


そして…
こんな感想でごめんなさいなのでした…
こんなんじゃなかったんだけど
書き直すうちにこんなことになりました(病気)
ちゃんとバックアップしとかないとダメだなあ…とも思い知ったボクなのでした


(余談)
奈緒ちゃんは「半分、青い」では
片方の耳の聴力を失ったヒロイン(永野芽郁)の友人で弓道部員の役で
「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」では
視覚障害者のヒロイン(杉咲花)の姉役なのでした
そしてその杉咲花ちゃんの恋人役は杉野くんでしたね
何だか不思議な縁がありますな〜
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