「銃をくれ、どっさりと。」
「ジョン・ウィック」シリーズで、コンチネンタル・ニューヨーク支配人であるウィンストンが、その地位に辿り着くまでの物語。
ジョン・ウィック本編に比べると、アクション中心ではなくクライムアクションとして、かなり正統派な作りだったように思える。
てか、1〜2話がほぼ助走で、3話が本番って感じだった。
メル・ギブソン演じたマーコックの狂いっぷりがエグい。
シャロンが実は裏切っていた展開はアツかった。
「ジョン・ウィック:コンセクエンス」でシャロンの亡きあとに、ウィンストンは"Friend"と表していたけど、このドラマを見るとよりその言葉の重みを感じられる。
ライフルおじさんのジーンが、めちゃくちゃ良いキャラで好き。
3話のレッドライトが作動してからは怒涛の1時間。
しかし、アクションシーンは、本家の魅せ方があまりにも凄すぎるから比べるのもなんだけど、だいぶ見劣りしてしまった印象。
そんな中でも、イェンとグレーテルのガールズバトルは良かった。
グレーテルの軟体体質を活かした戦い方がイカしてた。
ラスト、仲間が集まって勝利の美酒に酔いしれるシーン好き。
このメンバーが今後のシリーズに関わってきたら、この作品の深みも増すだろうが、難しいかな。