☆ロケ地
ヨーロッパには古い建物と自然が広大に残っていて良いねと思うような、お城などの数々。
☆セット、小道具
ロケ地に相応しい品々が豪華で全て凝っているので見惚れてしまう。
城の内装品は特に!
製作費60億とかだっけ?お金かかってんな〜というほとんどはセットとキャストに使われてそう。
☆衣装
衣装も、煌びやかな感じではないけれど、レトロで美しくて荒っぽくて良い。
特にアーサーとモーガンのお着替えが多くて、ただただ目の保養。
☆音楽
オープニングもテーマも雰囲気に合っていて良い。
☆キャスト
ジェイミー ・キャンベル・バウアーがまだかなりあどけないんだけど、逆に今ほど異次元感がなくて、愛嬌のある美少年。だんだん顔立ちが成長するのに驚かされる。
エヴァ・グリーンのガチさ、ジェームズ・ピュアフォイ、ジョセフ・ファインズなど脇を固める役者の豪華さ。
サム・クラフリン似のお兄ちゃんが素敵。
悪いところ
☆カット割
感情の往来と一致しな過ぎて、何であなたそんな表情してるの?となる。
後半息が合ってきたのか、ここはあまり気にならなくなった。
☆脚本
展開が早過ぎるのに、キャラクターの心情描写が薄くて、ぴょんぴょん飛ぶ感じがする。
今のシーン何の意味があったの?説明台詞であっという間に終わったけど、みたいな感じ。
刺激的にしたいのか、ファンタジーにしたいのかぐちゃぐちゃなんだよね。
☆CG
実際の城など使うシーンは良いが、CGになると突然クオリティが落ちる。
2011年だもんな、仕方ないかな。
☆倫理観
キャラクターの倫理観がぶっ飛んでいてついていけない。アーサーとグウェネヴィアの恋がそもそも、ついていけないのでしんどい部分がある。
都合のつかない部分を設定でなんとかしようとしてる歪みで倫理観が壊れてるのよ。
続編が有れば、設定説明が全部終わって、これから面白くなったのかもね。
だとしたら残念だけど。
ただ、この20歳前後のジェイミー・キャンベル・バウアーの顔面を記録していることだけで感謝。
今ももちろん超越した美しさがあるけれど、この頃のお顔がとても好きです。