1〜7話まで、面白いんだけどそこまでハマりきれていない自分がいて、終盤どうなることかと思ったけど、ラスト8〜9話で見事に持ってかれたなぁ！
満島ひかりがずっと可愛かった。
(言い方悪いけど)いい歳したおばさんが初恋のようにキュンキュンしながらはしゃいでる姿がもうホントにかわいいし、満島ひかりじゃないと成立しないキャラ設定だったと思う。
母親と元夫に人生無茶苦茶にされる也英が可哀想すぎてずっと辛かったから最後報われて嬉しい。
最終話で也英と晴道の最初の出会いを描いて、First Love流れるくだりは屈指の名シーンすぎるし、晴道に初めて感情移入したので、この気持ちで1話から見直したらまた違った感情で見られると思う。
監督の意向なのか、洋画ネタやオマージュが多くてそこも楽しめた。
1話で也英の働いているビデオ屋で「タクシードライバー」のポスターが貼ってあったり、最終話のタクシー車内で入れ替わりで、色々なお客さんと会話するシーンはおそらく「ナイト・オン・ザ・プラネット」のオマージュだと思う。
最終話で也英と晴道が再会するシーンは曲が流れるタイミングやロケーションも相まって、新海誠作品を観ている感覚に陥った。
ファーストルックだと大人な恋愛模様が描かれるのかと思ったけど、大人(30代後半くらい？)になっても初恋のような初々しい恋愛を描いていくのが、タイトル通りだし、そこに至るまでの過程も(リアリティに欠ける部分もあるが)上手かったと思う。
