ほぼ会話、というか会話しかない。好き!
ジュニが映画監督のおっちゃんの発言にめっちゃ言い返し、ギルスは「よう言うてくれた」と言いたげにウンウンと頷いて、おっちゃんの妻は(うっわーはよ帰りたい)みた…
このレビューはネタバレを含みます
最後のキム・ミニが1人で立っているショットから画面外へ移動するのとか芸術家(=ホン・サンス?)が絶対に画面の中には姿を現さずに声を入れるだけにとどまっているのとかを見ると今回の作品では画面の外が重要…
>>続きを読むちょっと映画から離れてみるのもいいなと思い離れてはみたが、戻ってくる時のリハビリ映画にはホンサンスがピッタリだった。
ミニマルさと偶然性が心地よく
再び映画というメディアコンシャスな娯楽へとわたし…
このレビューはネタバレを含みます
ホン・サンス監督を観たのは二回目。
まえは『逃げた女』を観た。
それで好きになって、近くの映画館でやっていたので観た。
やっぱり好きな作家だ、と思った。
好きな「映画だ」だ、と思うより、「作家だ」と…
物語は重要ではない。
自分の内なる声に従う。
俳優が安心できる環境を作り、それをデジタルカメラで記録する。
ぎこちなさと熱量のギャップ。
ぎこちない演技。
演技と演技でない状態の狭間。
役者の顔を表…
このレビューはネタバレを含みます
心地良い、観ていて気持ちの良い映画だった。
私はこういう人達の距離感と愛嬌が好きなんだな。
2回目の本屋さんへ顔を出すシーンがお気に入りで、パッと思いついた物語が面白かったのと、皆んなが詩人おじさん…
© 2022 JEONWONSA FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED