このレビューはネタバレを含みます
エロティックなコメディのようでいて、それでも考えさせられるものはあった。
雑誌業界が性に関する倫理や社会規範を自ら問題視してエロ雑誌をやめる方向に進んだのなら問題ないが、
大手コンビニチェーン各社がそれを締め出したという行動が正解と言えるのか?。
エロ雑誌は、そこに置いてあるだけで罪に問われるものでもないし、噛みついてくるものでもないのに、表現の自由は単純に奪われるものなんだね。
それなのに、少年誌や青年誌の表紙やグラビアページには、巨乳でビキニを着た美少女ばかりがニッコリと笑っているパターンしかないって、なんだかこの国「むっつりスケベ」しかいないのかな。
だから少子高齢化が進んでるような気がするし、「どうして私たちはセックスするのか?」っていう謎の答えも出てこない。
願望や欲望は未来にしか突き進んでいかないし、かけがえのないものだよ。できるうちにやっとけば良い。
とりあえず、日活がまだ元気だという事だけは再認識した。
頑張れ日活。