あの時〜だったら今あの人とはどうなっていたかな、なんてよく考えちゃうことなんじゃないかと思う。
そんな"イニョン"(摂理・縁・運命)のお話。
しっとりとした大人な恋愛映画で恋愛モノの中でもかなり好きな作品になった。
学生の時に観ていたらここまでは思えなかった気がするから嬉しい。
人との出会いは巡り合わせだよね、
私は今のこのイニョンを逃したくないし、掴み続けていたいと思った。
「もし僕たちのこれが前世だったら、来世ではどんな関係になると思う?」(意訳)
「分からない」
という主人公2人のセリフがあったけど、
そんなのもう2人の中では明確な答えが出てるよね…
その答えを相手に委ねたり、分からないと答える辺りが、良くも悪くも大人というかリアルで、そんなやり取りがたくさんあって切なさで胸が締め付けられた。
そしてアーサーの懐が深いというか、対応が大人というか、、
最後ヘソンと別れ涙が止まらなくなったノラを抱きしめるアーサーの姿は、彼がどういう人かをよく表していると思った。
俳優さんたちの絶妙な表情や、長めのカット、ポストカードとして残しておきたいような画にも惹き付けられた。
24・22