Lilyさんの映画レビュー・感想・評価

Lily

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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.0

『はじまりのうた』と『シング・ストリート』は大好きな音楽映画だけど、同じ監督の今作は見れてなかったのでやっと鑑賞。

ドキュメンタリータッチであたたかな質感の画が素敵。
音楽を通して2人の距離がぐっと
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RENT/レント(2005年製作の映画)

4.2

冒頭の"Seasons of Love"で一気に心を掴まれた。
その歌唱シーンだけで、好きなやつだと確信できるくらいのパワーがある。

エイズにLGBTQ、ドラッグ、貧困などの社会問題を描きつつ、それ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

逗子海岸映画祭にて久しぶりの鑑賞。
当日はスケートボーダーの人たちによるセッションもあって、
年齢や性別関係なく、スケートボードを通して自己表現をし、繋がり、称え合う。
そんなフラットで強くてあたたか
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.9

まずかつてのSWを映画館の大きなスクリーンで見られたことに感極まって、冒頭でうるうるしてしまった。
(大ファンの彼も隣で同じように泣いていたみたい)

シリーズ最後まで全て見ているわけではないのだけど
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トップガン(1986年製作の映画)

3.7

『トップガン マーヴェリック』を観てからだと、
グースの家族との関係だったり、続編との繋がりだったり、より今作を楽しめた気がする。

グースの奥さんのあの対応には泣いてしまったし、
ラストのアイスマン
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カーズ(2006年製作の映画)

3.6

アメリカンな音楽の数々に西海岸の広大な自然、
好きな人には堪らないだろうなぁというTheアメリカな雰囲気の作品。
最後のレースには感動しちゃった
24・26

ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

真心は人の心を動かす。
そんな真心っていう言葉が1番しっくりきた作品。

アメリカ最高!って思っているわけでは全くないけど(その反対という立場でもないが)、
アメリカだからこそ作れる・成り立つ作品って
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.8

当たり前のように 何者かにならなきゃ・〜しなきゃっていう思考に囚われて、
何者かになれない自分は価値がないと感じてしまっている今の自分が1番観るべき作品だった。

ありのままを肯定し受け止めてくれて、
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

3.7

ソウルフルワールドの同時上映で鑑賞。
人に振り回されることももちろんあるけど、
困った時に助けてくれるのも人っていうテーマが良かった。
いい意味でディズニーらしくないなと思った絵本みたいなタッチの画も
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.4

あの時〜だったら今あの人とはどうなっていたかな、なんてよく考えちゃうことなんじゃないかと思う。
そんな"イニョン"(摂理・縁・運命)のお話。
しっとりとした大人な恋愛映画で恋愛モノの中でもかなり好きな
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.6

家族愛もちろん素敵なんだけど、
3回観てみてやっと初めて 家族は最高 のメッセージが少し暴力的に感じてしまった。
この真っ直ぐすぎるテーマが良さでもあるけど、この作品に傷をえぐられたりする人も多いんじ
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.8

結構私に刺さる作品かなぁと勝手に予想していたけど、そこまでは乗り切れなかった感。
余計に原作を読んでみたくなった作品!

恋愛でも友情でも何でも、関係を続けようとする些細な努力の積み重ねが何より大事だ
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.3

飛び立った新天地で、慣れない環境の中懸命に目の前のことに取り組み、もがき、奮闘して、自分の居場所を獲得していくキキの姿に少し勇気づけられた。
この時期にぴったりの作品。

そっけなくて良くも悪くも都会
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

4.5

私にも映画や音楽、旅、ペットが繋げてくれた関係があるなと、なんだか愛しくなった。
この世から芸術がなくなったら、私は耐えられないかもしれない。
恋人も友達も家族もいなくなったら、私はいよいよ耐えられな
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サムワン・グレート ~輝く人に~(2019年製作の映画)

3.7

親友って、特に失恋した時の女友達って、最高ー!な作品。
失恋した時に観たら絶対元気がもらえそう!

24・17

カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

4.3

久しぶりに好きなキュンとする恋愛映画だった
The Begging…で終わるのも最高すぎる
TaylorのEnchantedの中の私の大好きな歌詞
"This was the very first p
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ラプンツェルのウェディング(2012年製作の映画)

3.6

久しぶりにラプンツェルを鑑賞したのでこちらも観てみた
思ったよりめっちゃコメディだったけどとにかくパスカルがかわいかった
24・15

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.4

観てるだけで自然と笑顔になっちゃうミュージカル映画で
次から次へと流れる音楽とパフォーマンスに、カラフルな色彩やレトロで可愛いファッション、それだけでまず幸せ。

加えて、人種差別問題にも焦点が当て
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.1

私も52ヘルツのクジラたちのうちの1人だし、
52ヘルツのクジラたちの声に気づける人でありたい、寄り添える人でありたいと 改めて強く思った。

苦かったビールが美味しく感じるようになったキナコ、
救わ
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.4

なんというか、とにかくこんなにも惹き付けられた映画体験は久しぶりだった。
性格や纏う雰囲気も正反対なミソとハウンの友情という愛の形が描かれた、
まさに『ソウルメイト』という題がぴったりな作品。

出会
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.7

意外と観たことなかったナイトミュージアムシリーズ。
歴史や背景を学んで関係を構築していくのも良かったし、
何より最後のSeptemberかけてみんなで踊るシーンが最高だった!

もう1回NYのアメリカ
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.7

🐨🌙
好きな洋楽もたくさんあって、歌う動物たちは愛くるしくて、いつでもハッピーになれる作品。

オーディションでは聞いたことある・知ってる洋楽が次々に聞けるのが楽しいし、
賞金とかのためではなく、自分
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.7

消えてしまいたくなった時に観たい映画リストに加わった作品。
夜明け前がいちばん暗い
The darkest hour is just before the dawn
イギリスのことわざだそうで、終盤の
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

有名な恋愛映画ということで、勝手にドラマティックな感じを想像していたけど、
いい意味でしっとりとした大人な恋愛映画だと感じた。

期限付きのデート、レコードショップでのお互いの視線、夕暮れの観覧車、2
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ニューヨーク・オールド・アパートメント(2020年製作の映画)

4.0

気づけば久しぶりの鑑賞だった社会派作品。
公式サイトやあらすじは見た上で観ることを決め劇場へと向かったが、
洒落た日本版ポスターや邦題から想像したストーリーとはかなり違っていて、いい意味で裏切られるこ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

いい意味で色んなこと考えずに済むこういう作品、たまに見るからこそただ面白くて痛快で良い。

ゲームの世界で現実とはまるで違うスキルを手に入れ、成長していく主人公たち。
ゲームが始まる前とは違うさらに素
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.9

かつてシンデレラを演じたリリー・ジェームズが、
今作では現代のロンドンでおとぎ話ではないリアルな恋愛を見つけようとする。

恋愛だけではなく、家族愛や家族の在り方、そして文化・宗教などについても描かれ
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ニューイヤー・ブルース(2021年製作の映画)

3.8

後悔や困難、上手くいかないこと、みんなそれぞれ抱えているけど、
それでもお互い手を取り合って前へ進んでいく過程が、4組のカップルを通して描かれる。

「孤独を感じるのは頑張っている証拠」
というセリフ
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.5

何も考えずに笑って楽しめる作品。
しっかり者のケビン、お調子者のスチュワート、愛くるしいボブ、
個性豊かなミニオンたちみんなかわいい。
ミニオン必殺きゅるきゅるの目も笑🥹
24・02

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

ダイジンが鈴芽に褒めてもらって元気になるところは、リピートしてしまうかわいさだった。

新海誠作品の世界観、乗り切れないことが多いけど、他の作品よりかは入ってきたかな。



↓以下ネタバレ

震災後
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.7

やっぱりこの"家族"が好きすぎる
アーニャもロイドもヨルもボンドもみんな愛しい
特にアーニャかわいい、、

個人的には映画で描かれてたアクションよりもほのぼのした日常の方が好きだったかな
23・043

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.7

星に願うのは、決して他力本願な訳じゃなく、
きっと自分の可能性を信じて、自分に言い聞かせてるんだよね。と解釈した。

なんだか希望に満ち溢れている映画で、気づいたら涙が出ていた。

それから、無邪気で
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.1

現実世界にも蔓延る偏見や差別、
そして多様性の大切さや共存することの難しさを
動物たちの世界に落とし込んで分かりやすく表現した作品。

メッセージ性がありながら、
こどもや普段は社会問題などに興味がな
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.1

鮮やかで誰もがわくわくするウォンカの魔法、
心躍るミュージカルシーン、
まさかの賄賂がチョコレートな世界、
夢を見続ける純粋な想い、
仲間や家族とのあたたかな絆、、
クリスマスシーズンにぴったりの作品
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