冒頭の"Seasons of Love"で一気に心を掴まれた。
その歌唱シーンだけで、好きなやつだと確信できるくらいのパワーがある。
エイズにLGBTQ、ドラッグ、貧困などの社会問題を描きつつ、それに音楽と力強いメッセージが乗っかった、結構好きな方のミュージカル映画だった。
今年日本でやるミュージカルも日米合同キャストみたいだし、見に行きたくなってしまった。
原作のミュージカルは関係性や人物描写などがより深く描かれてるんだろうなという
小説を映画化した作品によく感じる不完全燃焼感は否めないけど、
"There is no future.
There is no past.
Thank God this moment's not the last."
にもあるように、今を力強く生きようというメッセージが良かった。
また「愛を信じないと恐怖に負ける」という言葉にはとても共感した。
ゲイのエンジェルがスキンヘッドの男に言った(らしい)、
「あんたより男らしいし、あんたの女よりも女らしいわ」って言葉が
彼女・彼らの強さや苦悩、プライド、全てを物語っている気がしてとても好き。
"How do you measure a year in the life?
How about love?"
24・30