このレビューはネタバレを含みます
くるりが好きな人にとっては嬉しい映画。
10分だけちょうだいといって岸田さんがスマホでバーーっと歌詞を打つところとか。ほんとに10分だったのかはわからないけれど、仕事が早いと自賛していたからそのくらいだったのかもしれない。
説得力はスピードって言葉が頭に残った。
3人のくるりで作った音楽。一つのメロディやリズムから、だんだん形作られていき、何度も何度もテイクを重ねて、付け足しては削って、やり直して、それで出来上がった曲たち。
新作と一緒にじっくり楽しめる映画だった。
ところどころに出てくる風景やみんなでごはん囲んだり、飲んだり、タバコ吸ったりするオフっぽい場面、洗濯物干してあるところなんかも合宿ぽくて時間の積み重ねを感じられて良かった。