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道のAGのネタバレレビュー・内容・結末

(1954年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

歳とってこういう映画を観るようになった。

自分のしてきたことが自分に返ってくる。
失ったものに失ってから気付く不器用な生き方。

殺された芸人みたいないい奴について行かずにザンパノについていったジェルソミーナ。モラハラに依存した嫁みたい。

最後のザンパノの海の演技は圧巻。

途中のフルート、トロンボーン、トランペットの三重奏、旅芸人のバイオリンよかった。

まっすぐで不器用な人間の生き方そのまま描いたみたいな作品。

大なり小なり自分と重ねる。犯した失敗を隠して生きたこともある。

高橋大輔さんが銅メダル取った演技の印象が強くて、転倒すら演技の一部と思わされたことをこの映画で思い出した。
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