表面的には住民側と開発側という二項対立ではありつつ、完全に分断されているわけではなく、お互いに少しずつ理解できる部分があり、境界が溶け合うような溶け合わないような、曖昧な感じがリアルで良かった。
ど…
ギリギリ滑り込みで劇場へ。
最近自然に触れる機会が多かったせいか、劇中に出てくる風景がどこか見た事あるような景色の連続で変な感覚。
「都会のストレスを投げ捨てに来る。」
都市からの観光客に対する…
巧の一貫したニュートラルさは、開拓3世として山で自然と共に生活することで得たものであろうか。自然に善悪はなく、ただ現象が存在するだけである。
自然の世界観のスケールで生きる巧/住人とずさんなグラン…
このレビューはネタバレを含みます
めちゃめちゃ好きな映画。
まずオープニングの森の中から惹き込まれて
そして音楽がずっと最高。
映画館内にも笑いが漏れ出るほど面白いのに、最後びっくり。
オープニングの森と同じアングルの長回しだった…
終映後もなお反芻せずにはいられないタイトル。濱口メソッドの“素読み”がこの国のあらゆる悪を暴き出す住民集会シーンは白眉(しかも思いの外、笑える)。文明と未開を対比し続けるロルヴァケル映画とも似たマジ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
濱口竜介監督のフィクションヒューマンドキュメンタリー。
没入感、陶酔感のある映像表現で最高。あの村に実際に自分が好きな生きているかのように感じられた。
自然と人間のバランスの問題がテーマで、互いに…
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