このレビューはネタバレを含みます
こちらもすこし前の話題作で、あまり記憶にないのだがそこまででした。かっこいいカットがまったくないのは作品的には求められていないからだと思うので仕方がないところだが。無駄に長くキャリアを積んでいるインテリ層の黒人男性作家?が、若い黒人女性作家の成功に嫉妬し、別名義で刑務所帰りの悪いやつぶって書いた、本人的にはクオリティーにまったく納得いってない作品がだいぶ評価されセールスもあげる。家族や恋人との話も入れつつ、この年齢に差し掛かった人が陥る自分の人生の振り返りといった点は多少共感できるところはあったが、映画化?の際の授賞式シーンの2パターンはどちらもおもんなくてびっくり。というか、本のタイトルももっと考えられたよなー。このあたりはスパイク・リー監督を超えられないなら彼に任せておくでいいかと