新木

カード・カウンターの新木のネタバレレビュー・内容・結末

カード・カウンター(2021年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

有識者がおすすめしていたのですこし前に観てなんとなくの面白さはわかるのですが、自分にはそこまででした。カジノで派手に儲けることなく勤しんでいた者が、ある青年によって過去のトラウマが引き出され、彼と一緒に復讐を遂げにといったのが話の大筋。主人公を演じるオスカー・アイザックの寡黙さは職人感を醸し、ホステルの備品をすべて白い布でぐるぐるに包むなどの癖も魅力的なのだが、服装ださい。これも目立たないための計算だと信じたい。結局単身乗り込んだ青年が返り討ちに遭い、大会の決勝を途中で投げ出した彼が殺しに向かって復讐を遂げ、最後は刑務所の面会室でE.T.。なんだかカジノとかカードまわりの要素がもっと出てくることも期待していたのだが、トラウマ由縁の復讐劇に振るなら正直別の要素のほうが内面抉れると思いました
新木

新木