おっさんぷー

12モンキーズのおっさんぷーのネタバレレビュー・内容・結末

12モンキーズ(1995年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

 結論としては、ジェイムズは可愛そうな役回りだなーと思う。そして、この映画は全体的に古めかしさを前面に押し出した感じの映画。特に未来の設定が陰気で古めかしく科学者と囚人と刑務官しか出てきておらず(未来の一般人がどんな生活してるのか見てない!って言うか気がつかなかった。)色彩もモノトーンチックで殺伐としていた。逆に現代が如何に彩り鮮やかな世界なのかを改めて感じる。これと言った未来的な視覚効果も無く、一種のパラレルワールドの様な世界観映画だなー。ストーリーが過去と未来を行ったり来たりするので混乱しない様に未来をモノトーン色、現在をカラフルに区別したのだろうか?
 今現在の世界で起きている状況も未来から来たジェイムズの様な人間が感染拡大防止措置を人知れず行なっているかも!
 (ブラピもイカれポンチ役が上手くハマってた。)
 ストーリーは、2035年の未来。人類が強力なウィルスにより汚染された時代の話。ジェイムズ(ブルースウィリス)が犯人とされる12モンキーズの犯行を阻止するべく過去にタイムスリップして犯行を未然に防ぐ為に行動をするのだが、それは全て現在の科学者達が(2035年の汚染された時代の科学者達)純ウィルスの入手を目的としてジェイムズを利用し2035年の人類を救う事だった。