おっさんぷー

トップガン マーヴェリックのおっさんぷーのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

7月最終日、今まで先延ばしになっていた映画をようやく鑑賞。以下私見です。
正統派のパート2に恥じないストーリー。
冒頭の空母のシーン、艦上で出撃準備をするクルー達。勿論、BGMはあのメロディー。そして、いよいよ、ホーネットの発艦。次のBGMはこれしかない!"デンジャーゾーン"。どうなんだ、来るのか?来ないのか?どっちだ!?...
キターッ!最高だぜ!トップガンの発艦はデンジャーゾーンしかない!トム、君は分かってる。
 随所に一作目のカット割りやシーンを入れ込み、トップガンを見た世代やこれが初めてという世代にも見ていて飽きないであろう!
例えば、トップガン教練の前日の話は、一作目では自分がやらかした事を、今回は、若者達に置き換えたり、教練初日の登場シーンはカット割りを含め、まんま同じ。ビーチバレーはラグビーに。そういった感じで一作目を見てからの視聴をすると、トムのこの作品に対するオマージュは相当なものだと感じる。
訓練や戦闘シーンも見応えがあり、トムのベストパイロットっぷりがにじみ出る一作に仕上がっている。できれば、アイスマンにもっと絡んでほしかったが、残念。ただ、自身の病と同じ病の設定で登場するとは...ヴァルがその設定で望むと申し出たのだろうか...。今まで、メールのやり取りと画像のみだったアイスマンと直接会って、二人が抱擁するシーンは感慨深く、そして、アイスが”俺が一番だろ!?”っていうシーンにも、アイスとトムが認め合いながらも永遠の好敵手であるというメッセージがしみじみと伝わって来た。最後は”F-14を強奪しての空中戦は見応えがあり、トムキャット大好き世代にはたまらないシーン。そしてラスト付近でのホワイトナイト、”ハングマン”の設定も一作目を彷彿とさせる。そして、着艦後のデッキでのシーン。その全てが前作との親和性を考えた上での本作のような気がした。
だから、敢えて言うと、一作目から5年以内にやって欲しかった。