ベロッキオは人物のエモーションに合わせてカメラを動かすことが上手くて、例えば『肉体の悪魔』で主人公の2人が部屋の中で追いかけっこをするシーンのカメラワークとか、『結婚演出家』の教会のシーンの移動撮影…
>>続きを読む何度観ただろうか。そしてまた、泣いた。
こんな編集、照明、音楽、見たことない。全てだ。全ての要素で映画はできている。大袈裟な光は必要ないとか、うるさい音楽は要らないとか、感情的な芝居は映画じゃないと…
初マルコ・ベロッキオ監督作品。
イタリア映画の巨匠と呼ばれるだけある映像、音楽、濃厚で重圧なストーリー。素晴らしい。
隠された歴史の裏で愛を叫び続ける悲運な女性イーダ。
ムッソリーニが首相になる前か…
傑作。ベロッキオのベスト。なんて剛腕な処理なんだ。
暗いシーンがかなり暗い。青い正面あててる。
同軸上の寄り多い。
映画見てるシーン素晴らしい
爆撃のシーンを煙と音だけで処理する。
天井にプロジェ…
イタリアの独裁者ムッソリーニの最初の妻だと主張した実在の女性イーダを主人公にした作品。まるでオペラのようなプロット。大胆な映像描写には舌を巻く。
イーダをメインに描いているが、個人的には若かりしム…
多くの映画は被害者ばかりを描いてきた。戦争の被害者、犯罪の被害者、またはろくでもない男の被害者となった女性など。まるで被害者を描きさえすれば、犯した罪が償われるとでも言わんばかりに。映画自体を免罪符…
>>続きを読む抹殺された存在。
ヒトラーと並んで独裁者として名高いムッソリーニ。見た目がわりといかつい彼も、イタリア人らしく女性関係は派手目だったらしい。本作ではムッソリーニの最初の妻イーダの一途すぎる愛が描か…