「自分の息子を田舎者にしたい親なんていないよ」
父が女を作って失踪し、母は娼婦という環境で育った少年が、人生に絶望しつつも、なけなしの可能性をかき集めて強く生きる話。ボルガータ(共同住宅)での母と…
長年娼婦を続けてきたマンマ・ローマ。
恐らくは戦争の影響で、そうすることでしか生きられなかったのだろう。
彼女は離れて暮らしていた息子を引き取る際に、そんな後ろめたい仕事にけりをつけ、市場で商売を始…
初期パゾリーニは本作と『アッカトーネ』『大きな鳥と小さな鳥』など秀作が多い。
主演のアンナ・マニャーニが超マザコンである監督パゾリーニの理想的な「母親🤱」像を作り上げていて秀逸だ。すでにこの頃から…
初期パゾリーニ作品
他のイタリアン・ネオレアリズモ作品に比べると特に個人的に刺さるものは無かったが、とにかく人物一つ一つの動線の設計が見事
フレーム内の人物の動きを追ってるだけでも飽きない面白さ
…
元娼婦のマンマ・ローマ(アンナ・マニャーニ)と田舎で育てられた彼女の実の息子エットレ(エットレ・ガロファーロ)がたどる運命を描いた人間ドラマ。
冒頭、結婚披露宴の和やかなシーンではテーブルの下に豚…
(35mm)
洗練された日活映画のような味わい。
アンナ・マニャーニが演じるマンマ・ローマのペーソスとユーモアが混じり合うキャラクターが力強い。
相変わらず不思議なロケーションで撮影されている。…
ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作。
元娼婦の母親と一人息子の関わりを描いたドラマ。
イタリアの鬼才:ピエル・パオロ・パゾリーニが長編デビュー作『アッカトーネ』(61)の翌年に撮った母子物の佳作で…
初パゾリーニ
たぶんパゾリーニの中ではかなりマイルドパゾリーニだと思われる。
もっと古い作品のように思えるような感じがするが、話がかなりしっかり詰まっていて飽きないで観れるのがなかなか新鮮。
強烈…