久しぶりの森崎作品
劇中の天草弁と、母方ゆえ馴染み深い長崎弁、とても近い
松坂慶子、とても今っぽく、うるわしい
やはり、状況、因習、制度の中での自己決定の様相というのが評価ポイントであるが、出…
マンガよりマンガなパッション森崎。ほかほかご飯頬張る瞳キラキラ長男大和田伸也。赤木春恵152センチの藍×茶みたいな着こなし今こそリアルクローズとして参考になる。糸は手紡ぎですか?って感じの生成りのボ…
>>続きを読む撮影は竹村博。財津一郎の紙芝居を聞いた松坂慶子が、大和田伸也が戦地で死ぬ光景を幻視する。このとき画面は合成やらセピア(?)やら複雑な加工が施されていて興味深い。松竹キャメラマン妙なことしがち説を『影…
>>続きを読む1973年製作公開。原作山田太一。脚色森崎東 、熊谷勲。監督森崎東 。1972年のNHK連続テレビ小説(脚本/山田太一)の映画化。視聴率も高く、真紀しゃんという呼び方が耳に残っている。真木洋子がヒロ…
>>続きを読む銃後の熊本天草で、若い2人が結婚するまでのうまくいかない道のりを描く。
その背景には徴兵による未来の見えなさがある。
主人公と仲間は血気盛んな漁師で、カメラはそんな彼らに呼応するかのように動き大仰に…
幼馴染の娘と相思相愛になるも出征が決まり思い悩む青年。
大和田伸也が若い!この頃から良い声。あのやけっぱち行動は謎。(付き合う邦衛)
威厳を見せていた三國連太郎が娘・松坂慶子を心配するあまり…
@ シネ・ヌーヴォ 64
未来を夢みることすら許されなかった時代の矛盾。
荒天の中海に出る。御国のために出兵する。どちらも命をかけているのに一方は止められ一方は送り出される。
戦死した生徒の葬…
松坂慶子と三國連太郎が良いだけに、主役の大和田伸也が「駄々こねてたら何とかなりました」というだけのキャラでどうにもつまらない。
良かったシーンといえば、松坂慶子とくっついた矢先に出兵隊とすれ違うとこ…