このレビューはネタバレを含みます
1992年公開 FODにて鑑賞。
松重豊さんのデビュー作だそう。
富士丸という名前=日本の象徴
帝都物語の加藤を想起させる風貌=暴力と亡霊
曙商事=日出ずる国、輝かしい経済成長
12課=当時、投…
バブル景気で急成長を遂げる総合商社に二人の新人がやってきた。
ひとりは絵画取引を担当する秋子(久野真紀子/現 クノ真季子)。そしてもうひとりは巨体の警備員・富士丸(松重豊)。
元力士の富士丸は兄弟子…
松重豊さん初主演映画『地獄の警備員』を観ました❗️
バブル期で急成長した商社に、主人公の女性が絵画取引担当として、そして兄弟子と愛人を殺して精神鑑定の結果無罪放免となった元力士が警備員としてやってき…
もーわくわくしながら観ました。清のセンス炸裂。
清の作るアートな影が大好き。やたらふんだんに使われてて、ごちそうさまです!
この会社、誰もろくに仕事してないしーどこか奇妙な人々や仕組みの可笑しなこ…
理解不能の恐ろしい殺人鬼を松重豊が気味の悪い存在感で好演。 何が起こるかわからない雰囲気の中で不気味な緊張感を募らせる演出は一級品。 古い映画なので画質がよくないのが難点だけど殺戮シーンなどは暗くて…
>>続きを読む今やベネチア監督賞の黒沢清と飯を食べてるだけで人気者の松重豊の出世作。「スウィートホーム」の次回作だったとは。伊丹十三と揉めた後だから低予算映画になったのかなぁ。当時の伊丹十三は映画業界で力ありそう…
>>続きを読む傑作ですね。密室劇ですが、これがうまいのなんの。新入社員が遅刻しそうでタクシー捕まえて乗るんですが、車がただ移動するモノというだけでなく、これから踏み入れる恐怖の運命への入り口かのように描く冒頭が最…
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