開始から緊張感を持続させる荒技。霊廟の泥仕合。既に失うものが何もない主人公の浪人・近衛十四郎の斬れ味。佐藤慶の身を挺しての団子刺しも震えた。日本でも死と隣り合わせの映画を撮れた時代があったのだ。闇の…
>>続きを読む近衛十四郎の眼力・顔力が何しろ凄まじい。忍者疑いの罪なき侍を片っ端から切り捨てる場面と、霊廟内でのラスボス忍者との対決場面など、しっかりと時代劇の中にも「痛み」を描いているのは、侍・浪人・忍者いずれ…
>>続きを読む近衛十四郎の霊廟内での殺陣が凄惨でしびれた。静かで仄暗い緊張感が全編に漲る、東映時代劇の傑作だった。めちゃくちゃ面白い!近衛十四郎が松山城内で “疑わしきを罰する” 凄惨シーンを思い出して鳥肌立てな…
>>続きを読む幕府側から改易を画策されている外様大名から雇われた4人の浪人が、大名家内部に潜伏する甲賀忍者を探偵するサスペンス時代劇。「お墨付き」の真の意味を学べる。少々古臭く感じる画面だが、所々洋風の演出もあり…
>>続きを読む―――十四郎先生、ヒーハー!!☆
将軍家光は、幕府体制をさらに盤石のものとするため、
何かとウザい外様大名らに対し、あの手この手で御家取り潰しを画策します。
で、今回のターゲットとなっているのが、…
敵よりも味方のほうが遥かに鮮烈な狂気を見せるのが素晴らしい。
怪しい家臣6人をまとめて撫で斬りにする近衛十四郎のイカれぶり!!
こことラストの天津敏との血みどろの対決がベストシーン。
天津敏にとどめ…
公儀隠密の甲賀忍者・闇の蔵人と、標的にされた藩が雇った四人の浪人の攻防。
犠牲をいとわない姿勢で闘いに臨む、近衛十四郎が良い。対照的に藩内の侍は、プライドばかりが高くサラリーマン的に描かれる。
…
SHOCHIKU