斬るの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『斬る』に投稿された感想・評価

原題『斬る』 (1962)

監督 : 三隅研次
脚本 : 新藤兼人
撮影 : 本多省三
編集 : 菅沼完二
音楽 : 斎藤一郎
出演 : 市川雷蔵、藤村志保、渚まゆみ、他

柴田錬三郎の小説『梅一…

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斬る

斬られているのは話だった
贅肉が削ぎ落とされた71分のジェットコースタームービー

ファーストショットから三隅研二の美学が光る
雷蔵の立ち回りのドリーショットは興奮する
襖を開けて回るシーケ…

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とし

としの感想・評価

3.5

2024年5月1日
映画 #斬る (1962年)鑑賞

旅に出て三絃の構え習得
剣の試合で勝利
養父と義妹を隣人に惨殺され、討ち果たす
出生の秘密を知る
裸で弟を守る姉との出会い
大目付に仕える
平…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.0

【ザ・殺陣】

三隅研次監督✖️市川雷蔵主演作。全編ストイックな映像様式美に惚れ惚れする時代劇の佳作。

どこまでも生真面目で硬直した、メタリックな画面造形が印象的。これぞ日本映画🇯🇵だなぁ〜、と痛…

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nainai

nainaiの感想・評価

3.5
最初と最後が美しい 素晴らしい
そこと比べると中盤ときどき物足りなく感じる
市川雷蔵さん目当てで見たけど、万里昌代さんと藤村志保さんが印象的。特に万里さんが強烈です。

前半の語りの速さが凄い。気持ち良く時間経過してくれる映画は当然傑作。
全てを納得させる画力(えぢから)がある…
妹役の人可愛すぎる。
鶯の声にあそこまで緊張感託すの凄い。
良いことが何も起きない映画…

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犬

犬の感想・評価

3.0

これほど冒頭からバキバキにキマっているのも珍しい。画面四隅の対角線上に顔を位置する構図を初めて見たのだが、あまりの刹那的な美しさに思わず息を呑んだ。まるで避けるチーズの如く縦にひらりと一刀両断するシ…

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あ

あの感想・評価

5.0

最初画面の端からスーッと横顔を見せた藤子が足早に妾の元へ行き、ひらひらと舞いながら、ついに広い庭で妾を殺すと、後ろの障子が一斉に開いて女中がわらわら出てくるシーンの躍動感が素晴らしく、そして、刑場の…

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若尾文子も同じくだと思うけど"人着顔"あってこその60年代大映。
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