戦争を作ってしまった映画。圧倒的という形容が最も適切。
圧倒的な混沌と狂気。大量のヘリ、基地での慰安の狂騒、無意味に銃殺されるベトナム人、サーフィンに興じようとする中佐、ナパームの匂い。
大義と目…
このレビューはネタバレを含みます
ベトナム戦争下、アメリカ陸軍のウィラード大尉がカンボジア奥地で帝国を築き軍規を無視するカーツ大佐を暗殺する特殊任務を命じられる。
オープニングが勝利すぎる。
「これで終わりだ」の歌とともに燃え上が…
「朝のナパームは格別だ」じゃーーーーん!!!??
ワルキューレの騎行の戦闘シーンじゃぁぁあーん!!!!???
アンコールワットみたいなところからは寝てしまった。長いぜ。母ちゃんは寝るよパタッ
ー…
まさに地獄。戦争が常態化し、殺人が日常になる。罪のない村人たちが虐殺され、大きな森林が焼かれていく映像は本当に衝撃的で、戦争の恐怖と狂気を間近で体感した気がした。そしてカーツ大佐との対面。混沌の最奥…
>>続きを読むロードムービーでニューシネマという、イージーライダーに始まるお決まりの語り口とも言えるけど、ウィラードは既に負けた身でありながら、その先の道を往く事を選んだ(選ばされた)人な訳で、ロードムービー極…
>>続きを読むこれは凄いのをみてしまった。これは単なる戦争ものではなく、戦争を通してみる人の精神世界を体現している、終始教えを説かされているような象徴的な作品。
そして何よりも映像が本当に素晴らしいの一言に尽き…
完全版とファイナル・カットとどれ観ようか悩んでオリジナル版にしたよ。すごい狂気!!戦場の狂気がすごかったし、どんどんカース大佐に近づいてる感じにドキドキしたから、カース大佐んとこがなんか物足りなかっ…
>>続きを読むヴェトナムに行ったけど未だに見てなかったので。
朝のナパームは格別だとかは最高の皮肉だけど、解放戦線とか南と北、その裏にいる西と東っていう、それぞれのイデオロギーさえも超えたところにある戦争批判の…