2000年ベルリン国際映画祭 NETPAC賞(最優秀アジア映画賞) 受賞
緩やかに揺蕩う時間。
リアルな沖縄の感性を丁寧に掬い取って描きつつも、ところどころフェリーニ映画の香り漂う不思議な世界。
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おじぃが全てを悟ってたというか、この60年の思いを込めて、自分は憧れて好きな女性と今の今まで一緒にいてくれてた事への感謝。そして最後送り出す。おばぁの60年間変わらぬ恋心とおじぃの本当におばぁへの愛…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
少し悲しくて少し暖かい。
バッドエンドともハッピーエンドとも少し違う。
島の雰囲気や歌や踊り、登川誠仁のクスっと笑える演技のおかげで、NTR要素があるのにどこか爽やか。
地元なので、沖縄芸能界の大…
登場人物の背景など、語りすぎていない、ほどよいゆるさが好き!もちろん、かなり計算されたゆるさではあるのだけど。
身近にいてよく知っているつもりの人でも、知っていたてもりで全然知らなかった、というこ…
2000年から映画を振り返ろうとおもって、各年の映画雑誌のベスト、ワーストからピックアップしてレビューします。
一応思い出しも兼ねて配信で再見してからのレビューなんで配信にあるもの限定ですが、、、、…
勝手に沖縄返還50年紀念。
何年ぶりかの鑑賞。
世の中的には沖縄のおばあ代表、平良とみが一躍有名になった作品だけど、
おじい役の登川誠仁だとか、嘉手苅林昌だとか、ホンモノの沖縄民謡の歌手が勢ぞろい…
自分達のアイシテルランドを見つける為に、村を出てゆく者、追いかけてきた者、留まる者。おばあちゃんの去り際があっさりすぎてびっくり。ある種の残酷さがあるけど、結局悲喜交々の人生を全部歌と踊りにのせて昇…
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これ以上の結末はないよね、ってところにちゃんと着地してくれた。
ナビィおばあちゃんは何十年もの間ずっとサンラーを愛し続けていたか、というとどうなのかは分からない。むしろ、ちゃんとおじいのことも愛…