『ベルヴィル・ランデブー』と同じ監督さんの作品。
あちらが子供むけなのに対して、こちらはちょっと大人の雰囲気のある物語。
互いの人生のひとときを共に過ごした老人と女の子のおはなしで、老人の人生の終盤…
音楽(ロックンロール)より映画(イリュージョン)と惑わせてくれる'酒場'の答えがある冒頭、おじさん向けのアニメーション。
出会い&別れの際にも言葉なんてとても少なくって、この作品に相当する感受性を…
手首かわいい
登場人物、全員が身体と顔の骨格違う
表情と仕草、動き方もみんな違う
新しいコートをあげる、なんておしゃれな渡し方
ウサギ肉のシチュー?!じゃなくてよかったね
ウサギってソーセージ食べる…
ジャック・タチの原作を元に作られたアニメだそうですね。
台詞は最小限に抑えて画面で物語を伝えるところは、ヨーロッパ映画にも通じる演出が素敵でした。
それ以上に、ロンドンやスコットランドの離島、エ…
1950年代のパリが舞台。
すっかり人気を失った老手品師、タチシェフは劇場を追い出され、スコットランドの離島に流れ着く。
そこで出会った少女、アリスはタチシェフを魔法使いと信じて慕い、エジンバラへ。…
このレビューはネタバレを含みます
1950年代のパリ。
現実ではどうすることもできないことがあることを思い知る。それは、人の心であったり、階級であったり、別れであったり。
とにかく没入感がすごい。これがアニメーションや。
老いぼれ…
台詞が極端に少ないが素晴らしい表現力で完成されている。無駄が一切ない。
額縁に入れて飾っておきたい程街並みの風景がとても柔らかくてお洒落。日本ではあまり見ることが無いノスタルジックな作風で後半の俯瞰…
アニメーションが本当に素晴らしいです。
柔らかな色合いが目に心地良く、"1950年代"という時代設定とも合っていました。
手品の動き、ウサギの動き、細部まで繊細で温かなタッチで描かれていて感動です……