そして夜は明ける。
目を見張るショットもなければ、ストーリーで引っ張るタイプでもない本作ですが、妙に私の心に寄り添う映画でした。
開発の進む町を見おろす丘の上。
夜が明け、そしてまた夜になる。
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ブルガリア映画は2作目。
ジャケットのなんとも言えない眼差しの主人公が、40代の若さで逝った父親に似ている。そんな理由から選んだけど正直言ってあまり期待していなかった。
イツォとゲオルギという兄…
「退廃」の2文字を90分間かけて描いたような作品。
それにしても、東欧の映画というのはどうしてこうも鬱々としているのだろう——というのは明らかに愚問だ。若者は未来に何の希望も見出せず、社会全体を覆…
ブルガリア映画。ソフィアの雰囲気がつたわってきた。音楽も好き。
実存的不安に陥り、酒とドラッグに溺れる主人公。自分が社会から疎外されていると感じる彼は、「私が私であるということ」と時間現象が一致して…
ありがちな青春系映画だったけど面白かった!
音楽のセンスも結構好き
ただ弟の話(特にネオナチとかの政治・人種問題関係)はもう少しあっさりしててもよかった気がする
前半はそれが主題なのに後半は…
主人公の兄弟が眺めていた高層建物が立ち並び、空き地が目立つブルガリアの首都ソフィアの景色が印象的だった。それまで住んでいた人はどこへ行ってしまったのだろう。
ドラッグとアルコールに溺れ、どこへも居…
不謹慎になるけど、主演を務めた俳優がこの映画の全撮影が終わる直前に、不慮の事故のせいでこの世を去ってしまったっていう事実が、良くも悪くもこの映画に陰鬱さやリアリティを与えてると思う。
劇中の女優…