「戦時下においてもメロドラマの舞台を演じ続けた役者たち」を演じた映画、ということだけでも、本作の政治的な立場は明確でしょう。アートがアートであることを守り続けること。各キャラクターが出揃ってからの後…
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占領下のパリでは、23時以降の外出禁止令が布かれた。絶対に終電車を逃すことの出来ない市民たちは、間際になると必死で駅のホームを走ったそうだ。
どうしてトリュフォーは、この言葉を映画のタイトルに選んだ…
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カトリーヌ・ドヌーヴの為のロマンス。
「終電車」というタイトルながら、終電車そのものには、当時の状況を語る要素、程度にしか触れられない。
そうした世界観が水面下で物語の根幹を支えている様は、感情を表…
続けて見た。大人は判ってくれない からの落差(^ν^)
大人になるのも悪くないなぁ(^ν^)(^ν^)
恋愛模様がフランス過ぎてか大人過ぎてか付いていけないけど、長いし、展開が平板な割りに不思議と飽…
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戦争を背景にどろっとした雰囲気と舞台の表裏と主人公を取り巻く事象の表裏、それを表すような光の明暗の使い方がすごく繊細で良かった、地下室に切り替わる時の光の使い方とか。あとは地下室で髪を切るシーンが好…
>>続きを読むいくつか見たトリュフォー作品中で一番好き。カトリーヌドヌーブの凛として堂々としてそれでいて恋愛感情に揺られるかよわさがたまりません。見終わったあと拍手したくなった。学生時代ユーロスペースにて。そいえ…
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