『大人は判ってくれない』を自身の少年時代であるドイツ占領下のパリを背景にしなかった後悔がこの映画を作らせた、と(『トリュフォー 最後のインタビュー』)
フェイクストッキング、手描きのシーム、君の足を…
【秘密のある映画はいい映画】と勝手に思ってる。本作は劇場主、主演男優、劇場主の妻の三人の秘密や秘めた思いが緊張感を与える。ナチス占領下が舞台ではあるけど、ところどころユーモアも忘れない。カリーヌ・ド…
>>続きを読むモンタージュの妙!ナチス政権下の劇場で起こる内幕モノ。verticalな盗聴。人間の尊厳をかけた状況下で耐える話なのに最後はあっさりと恋愛に落とし込まれる多幸感はヤバい。ドパルデューの体躯は神父をや…
>>続きを読む2015/1/11
再見。マリオン演じるカトリーヌ・ドヌーヴの能面のような美貌が、怖いくらいに魅力的。そして、ドイツ占領下のパリ、地下室に潜むユダヤ人、レジスタンス活動等、トリュフォー作品にしては政…
夜間外出禁止とはヒトラーらしい健康的なお触れだ。忙しい劇場経営とあって今夜もお泊りとは通しやすい説明だったろう、カトリーヌ。まんまと終電車を逃し続けて800日、占領軍や協力者らを欺き続けるL.シュ…
>>続きを読むおお、これがトリュフォーか、と
改めて認識。冒頭の赤、近すぎるカメラ、いずれもラストまで観て、なるほどね~、という感じ。ヒッチコックとは違った見せ方で、映画の楽しさを教えてくれる作品。
ドヌーヴもよ…