〖1950年代映画:リメイク:大映〗
1959年製作で、小津安次郎監督が1934年に製作した『浮草物語』を自身でリメイクしたらしい⁉️
なんか知ってるエピソードやなって思ったらリメイクで、前作はサイ…
こんな芸ひとつ身体ひとつで旅をする芸人たちの姿に憧れと敬意を抱く…!
若尾文子にあんな電報もらいたい!!!更年期障害バシバシの年増を演じたら京マチ子の迫力はもはや無双。中村鴈治郎の打ちひしがれた背中…
何食って生きてたらこんな素晴らしい画を思いつくんだろう。
物語に派手さはないし、目を見張るような動きがあるわけでもないのに、素朴な余情と、そこにインクをぽたりと垂らしたように滲むひとひらの鮮烈な色…
小津作品で特に好き。何より映像感覚がとても好み。冒頭からばっちり画が決まっていて、夏の暑さがありありと伝わってくる。帰郷したような懐かしさもありつつ、旅芸人の悲哀を感じつつ、色々な感情が混ざる。若尾…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
最初の方は退屈だったけど中盤から面白くなってきた。
あらすじ
旅一座の親方(鴈治郎)は昔ながらの昭和のおやじ。
隠し妻(杉村春子)子のいる地に一座を率いて滞在する。
その存在が内縁の妻(京マチ子)…
これ、長いけど面白い。
小津が大映で撮った一本。
そして「浮草物語」のセルフリメイク。「浮草物語」は未見なのでいつか見てみたい。
京マチコ、中村鴈治郎、若尾文子、川口浩、そして杉村春子、芸達者な…