連続する惨殺事件。消える被害者。犯人は人の姿をした化け物たち。化物を狩るため、三島は今日も1人戦い続ける。
人食いの化け物は出るし、混血の女の子出るし、もしや東京グールはこの作品に着想を得たのではないかと勘違いを起こすかもしれない。要点だけ抜き取ればだいぶ近いが、中身は遠いので見れば勘違いだとわかってもらえるはずである。
化物駆除班的なものが出てくるが、ほぼ活躍はしない。化物よりも化け物の三島さんが1人で駆除してくれるので、彼らは必要ない気がする。大人しく普通の警官やっていたら死ななかったのに…。
一方、三島さんは人間離れがすごい。手刀で化け物の首を飛ばせるし、手四つで組んでも力負けしない。片手で突っ込んでくるバンを止められるし、バキやタフの世界でも活躍出来ると思う。
アクションはキレているが、話のスジと展開は尿切れが悪いので、そこはマイナス。オチもそこまでの展開としてどちらかに振れたものではないので、満足出来ない人がいそうである。
出来自体は1時間ドラマならありかなといったレベルなので、映画扱いでなければ見れます。
おじさまのアクションと加藤夏希の未亡人感が見たい人にはちょうどいいかもしれない。