梅小路梅子

恋の秋の梅小路梅子のレビュー・感想・評価

恋の秋(1998年製作の映画)
3.9
うわって思う言動をロメールが嫌味なく否定せず描いているのがわかるから、いや人の心の中なんてそんなものだよねとフラットに観ていられる
そういうシーンはふっと訪れて流れていくからどこにその秘密があるのかわからないけど、ロメールのあたたかさを感じる瞬間がたしかにある
メロドラマ的展開を淡々と済ませるのは余裕ありすぎて笑う
そんでもってエンドロールにあの眼差しで最大の見せ場もってくるの…!

衣食住を大切にすること、音楽と恋と成りゆきをたのしむことが人生の秘訣だね🆗


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