梅小路梅子

故郷の便り/家からの手紙の梅小路梅子のレビュー・感想・評価

故郷の便り/家からの手紙(1977年製作の映画)
3.6
アケルマンらしい反復表現と鬱屈としたムードが延々と漂う映画。
最後NYから離れるとき手紙はないんだけど、どんよりとした天気と霧の中に消えて遠くなる街が、もう二度とこの街には戻ってこられないような悲報もしくは訃報を思わせた。
(途中意識飛んでた気がするからだいぶ的はずれかもだけど…!)

そんで70年代NYのストリートファッション資料として貴重!ブーツカットにヒールの男性が地下鉄のホームを歩く姿が美しかった…!