野村芳太郎×松本清張
「鬼畜生!それでも人間か!」
冒頭から修羅場の連続。子供が映るシーンはどれも危うく際どい演出ばかりでヒヤヒヤする。とにかく悲惨なストーリーに、見ていて胸が苦しくて仕方なかっ…
父が子へ、子が父へ、志麻が子へと、それぞれがそれぞれに向ける眼差しに見てるこっちの心も掻きむしられるような感覚に。どこか是枝監督的な匂いもある。もちろん子役をここまで追い詰めるアプローチは現代映画で…
>>続きを読む2024/04/20、BS松竹東急の土曜ゴールデンシアターにて視聴。
原作は昭和32年に事実をもとに書き下ろした松本清張の小説。松本清張×監督・野村芳太郎の黄金コンビが、子殺しというショッキングな…
オールタイムベスト。私的最恐トラウマホラー。どんなホラー映画の殺人鬼やモンスターよりも、この映画の小川真由美と岩下志麻がいちばん怖い。
世俗的に信じられている「家族」というつながりや絆が崩壊してい…
終始、胸が掻きむしられる思いだった。
何の罪もない子どもたちが大人たちの都合で悲惨な状況に置かれていくさまを芥川也寸志の旋律がなぐさめるように哀しく響く。
これからあの可哀想なよっこ(「よっこはおと…
一度小学生の頃に鑑賞したことがあって、当時は岩下志麻さんが怖くて仕方がなかったのですが、アラフォーになった今鑑賞すると、緒形拳さんが諸悪の根源であまりにもクズすぎて、岩下志麻さんに同情する部分が多か…
>>続きを読むこっわ!
まさに鬼畜生の所業!
岩下志麻さんの暗闇にギラリと光る眼は一生忘れられない。
こんなに嫌な映画なのにサクサクと観られてしまう不思議。
芥川也寸志の音楽がやりすぎなくらいホラー。
川越や…
70年代の貧困層の口減らしの映画。虐待(撮影法が気になる)など刺激的な内容が多いが、効果的だし現実的な作品にしている。ミステリーとしての音の使い方、クローズアップ等の撮影技法も優等生的で特筆するもの…
>>続きを読む松竹株式会社