このレビューはネタバレを含みます
鬼畜とはまさにこのこと。
赤ちゃんの口(もはや顔面)にお米を押し付けるシーンがいちばん衝撃的で鬼畜と思われるのだろうけど、そんな事はないのだ。
無責任にも愛人に3人も子どもを産ませて、仕送りをし…
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愛人(小川真由美)に押し付けられた、3人の子どもを、父(緒形拳)がどうしようもなくなって殺そうとする、まさに鬼畜のような話。昔観ていた筈だが。
でも、現代では、これよりも酷いような虐待事件が起…
終始、胸が掻きむしられる思いだった。
何の罪もない子どもたちが大人たちの都合で悲惨な状況に置かれていくさまを芥川也寸志の旋律がなぐさめるように哀しく響く。
これからあの可哀想なよっこ(「よっこはおと…
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『団地』の少年がガッチャマンを唄っているのはこの映画が元ネタだったのか。
本作の素晴らしいところは、作中ではっきり描くものと、はっきり描かないものがあるというところだと思う。
はっきり描いている…
一度小学生の頃に鑑賞したことがあって、当時は岩下志麻さんが怖くて仕方がなかったのですが、アラフォーになった今鑑賞すると、緒形拳さんが諸悪の根源であまりにもクズすぎて、岩下志麻さんに同情する部分が多か…
>>続きを読むこっわ!
まさに鬼畜生の所業!
岩下志麻さんの暗闇にギラリと光る眼は一生忘れられない。
こんなに嫌な映画なのにサクサクと観られてしまう不思議。
芥川也寸志の音楽がやりすぎなくらいホラー。
川越や…
70年代の貧困層の口減らしの映画。虐待(撮影法が気になる)など刺激的な内容が多いが、効果的だし現実的な作品にしている。ミステリーとしての音の使い方、クローズアップ等の撮影技法も優等生的で特筆するもの…
>>続きを読む松竹株式会社