昭和初期、貧しさから東南アジアの女郎屋で働かされていた、ある“からゆきさん”の半生と今。
現実を受け入れ、逆境に耐え、生き抜いてきた人達が、居場所なく、粛々と端で生きる様が辛い。
『女衒 ZEGEN…
日本がまだ貧しかった頃、国民はいろいろな手段で必死に生きていた。親が貧しく教育さえも受けることができなかった娘は売られていくしかなかった。売られていく先が遠く海外だなんてなんと悲惨なことか。明治から…
>>続きを読む昭和の時代。「チャーハン」を「やきめし」と呼ぶ頃。
女性史を研究するファショナブルでアーバンな栗原小巻さんは九州・天草で外国へ出稼ぎに行ったという老婆に出会い彼女の元に住み込み、山谷初男に野原で穴掘…
田中絹代がベルリン映画祭で女優賞をもらってた。本当に群を抜いてた。今まで見てきた田中絹代出演作品の中でも、トップ3に入る。
当時からゆきさんを扱った題材は衝撃だったみたいだ。日本に背を向けてマレーシ…
元からゆきさんの回想録。
天草行ったことないけど、天草を感じた。
いつの時代も性を生業にしている人はいる。
もちろん、おサキは仕事の内容をよく知らされずに渡航したのだろうが、今の時代にあっても、A…
ノンフィクションという事で、かなり重い作品だった。
女性としてとても考えさせられる映画だった。
原作も読んだが、100年前の日本にこのような女性がいた事は絶対忘れてはいけないし、そういう事はもっと高…
昔の時代の日本に、海外に売春婦として売られる「からゆきさん」があったというのは知らなかった。まだ年端のいかない時に金や口減らしの為に売られ、それでも故郷が忘れられずやっとの思いで家族のもとに帰ってき…
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