パリの街を「未来都市・アルファヴィル」と断言し、本作のようにレマン湖畔を「天国」(そこにはアメリカ兵らしき人影もある)と断言することから、映画は始まる。
切り返しの話についてはまた見直してから考え…
自分の無知さを突き付けられる
ゴダール作品は「女は女である」からの2作目だったけど、毛色が違い過ぎて驚いた
でも観られて間違いなく良かった
ゴダールのこと、民族間の対立のこと、もう少し知ってからもう…
最高最高最高!!
電車と同配色の服を着たオルガが並走してから逆方向へ別れていくカットの次にまた別の電車と逆方向から進んでくるゴダールのカットがあるけど、それは電車で繋いでいるだけでなく、イメージの切…
パレスチナ人男性のインタビューをユダヤ系の女性がとるシーン、この映画が無ければ彼らの邂逅と言葉(たとえそれが役柄で実際の出自は違うとしても)は無かったんだなと、ふと思った。そこにネイティブ・アメリカ…
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イメージ
最初に流れた悲惨な戦争のイメージ。イメージだけどこれがリアルな事であるという事実。
敗北をしっかりと感じるようにしよう。一つ一つの敗北を受け流したくない。その中に偉大な詩が生まれるのだから…
現状ゴダールベストかな
カメラ位置を変えずとも切り返しは可能なのか、分断せずに切り返しを行う方法があるのではないかという議題に挑んだ傑作。天国編で地上側を歩くナード・デュー が扉を越えた次カットで、…
3度目の観賞。冒頭での引用映像の上演(オルガのDVD)、映画における切り返しカットで世界を(実際に)語ってみせるゴダール 、「米軍がのんびり警備する現実離れした湖畔」(by 青山真治)の美しさ。ゴダ…
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