アワーミュージックの作品情報・感想・評価

『アワーミュージック』に投稿された感想・評価

なこ

なこの感想・評価

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2回見て理解が深まりそうな気がした。

一文一文をしっかりと咀嚼してるうちにシーンが止まってしまうので、一度見た後に解説なりを見て、胃に落としてからもう一回見るのが良いかもしれない。

でももう一回…

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みずき

みずきの感想・評価

4.5
DVD特典の冊子の蓮實重彦のトークによってもう一度観返したい、と思った

このレビューはネタバレを含みます

・やはりゴダール映画からは「映画」そのものの可能性を押し広げるような感覚を覚える。
・字幕なしで鑑賞したことによって「映像」「音」によりフォーカスすることができた。「音」で実験方法を明示し、「映像」…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

5.0

講義でも語られる切り返しが至る所に現れ、よそとここを繋いでいく。
ナード・デューとサラ・アドラーの存在の切り返し。
ナード・デューの正面と背後の切り返しも印象的。
ゴダールが花を育てるのは天国への準…

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豚肉丸

豚肉丸の感想・評価

4.8

女子学生がイスラエル/パレスチナの非対称性を映画のイメージと重ね合わせた講義を聴きに行くお話

大傑作!
中期ゴダールに見られた脈々の無い会話や意図不明の行動などの描写が無くなってかなりストレートな…

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ダンテの神曲になぞらえて、「地獄篇」「煉獄篇」「天国篇」の三分構成から成る作品。

本作は、内戦の爪痕生々しいサラエヴォが舞台。
主人公の名前はオルガ。

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で発生した包…

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戦争は地獄、時代も地域も民族も問わない。ユダヤとパレスチナの悪夢、地図の外では平等。物語を語るものは実態を知らない、想像の確実さと現実の不確実さ。民族や詩に終わりはない。2つの岸と1つの真実、結びつ…

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kh

khの感想・評価

3.5
見返さなくちゃいけない。
「イメージの切り返し」。
シャンパン配るシーンの音楽が好み。
海月

海月の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

本当に慎み深い映画だ。
移動撮影がすばらしい。
煉獄編でオルガの死が知らされた後の、花の移動。
天国編における木々の移動から波辺へ。

人生は自分を被害者と確信するための戦いであるという言葉のなんと…

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2020
鑑賞時間の耐透過性を考えるたびに『アワーミュージック』を思い出す。

2024
ゴダール自身が監修したデジタルリマスター版『アワーミュージック』めちゃくちゃ鮮明だった!シナリオ採録に注釈ま…

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