梅小路梅子

木と市長と文化会館/または七つの偶然の梅小路梅子のレビュー・感想・評価

3.8
新しい施設がいるかいらないかの大人たちの主張はほぼ聞いてなかったけど、こんな風に議論できるの健全。
児童の主張が控えめだけど訴求力あってとても良かった。
話の落とし所も最後のシーンも、ロメールさすがの余裕という感じ。
若さに執着せず老いを憂うこともなく自然の一部として人間らしく生きたいと思った。
こういうの見ると、オマージュやらリスペクトやら言っても今の日本で東京でロメールっぽいことやるのは無理あるんじゃないか〜と感じました