このレビューはネタバレを含みます
ラストのどんでん返しが衝撃的、鬱、という情報を得て観賞。
突如発生した霧とそこから出てくる敵から生き残るサバイバルホラー。敵の正体の解明が主テーマではなく、むしろ、生き残りにおける人間同士の対立や心理が中心の映画（ウォーキングデッドのダラボン監督作品であることから考えても納得）
その点に気づけずただのサバイバルホラーとして見た場合あまり面白くないと思う。敵に怯える恐怖心と、いつ死ぬかわからない緊張感、周りの人間の焦燥感における「何が正解かわからない」人間心理とそれによる集団形成と対立、それぞれの行く末を如何に楽しめるか、がカギ。
敵の正体解明に興味がむいてしまった私は焦点がずれてしまい、素直に楽しめませんでした。また、私はウォーキングデッドは好きなのですが、同じような世界観や人間模様を映画の時間枠で表現するのは難しいんだろうなぁ、と感じてしまいました。
ラストについては、「衝撃」「鬱」と言われていることが多いが、私はそこまで心を揺さぶられなかった。
